留学体験談 2008

カナダ 留学感想 

カナダ親子留学体験談-2008年7月半ばから2週間強、みどりさんと9才の小学生が英語スピーカー宅でホームステイで過ごした海外体験談。2度目のリピーターさんです。

親子留学 2008-1s

 

みどりさんの親子留学・カナダ留学体験談2回目

夏休みも冬休みもなくバレエに熱中していた娘もいつの間にか小4、、、こうして他の楽しみもなくバレエだけの生活を送り、もし中学受験をすることになれば今度は勉強の毎日、「子供」の時期を楽しむことなく終わってしまうのでは、といろいろ考えたあげく、恐らく「子供らしく過ごせる」最初で最後の夏休みとして決めたのは大好きなバンクーバー&ビクトリアでの初めての母子海外旅行です。予算や日程、現地でのプランと今回の旅はとにかく計画の変更だらけでフロムウエストさんには大変ご迷惑おかけしました。行くまでの間、たくさんのMLのやりとり、これほどきめ細かく対応してくださるところは他にはないと断言できます。オプショナルツアーなどの相談までちゃっかりお願いしてしまいました!

そんなにたくさんMLのやりとりをして一生懸命計画をたてたものの虚弱な娘は着くなり気管支炎にかかり医療通訳さんのお世話になり病院へ行くことに。これはお勧めの海外保険に加入していったのですが本当に良かったです。通訳さんはカナダ全土を担当している方で24時間体制で動かれている多忙な方なのに車でかけつけてくださり本当に救われました。(おかげで親子ともBranchaitis,覚えました)そんなわけで2週間通うはずだったディキャンプは欠席、ウィスラーのツアーもキャンセル、ホストマザーになんでカナダまで来て家でずっとごろごろしてるの!!と呆れられる最初の1週間となりました。うちの娘はいったん咳をしだすと必ず悪化してしまい、完治するまで安静にしないと駄目なので、また今日も家で過ごしたの!?の声にもめげずじっとしていました(笑)

何もしない生活は本当に暇で暇で・・・時差ぼけで夜中まで眠れないのにPCも何ももっていかなかったので本当親にとってもつらくて予定をはやめてダウンタウンのホテルに宿泊することにしました。でも娘はこの1週間も夜の10時ごろまでステイ先の庭で同じ年のツインズとずっと遊んでいました。なんと庭にテントをはってその中で遊んだり!!このツインズが本当に楽しい子達でいつもお芝居をしたり歌ったり踊ったり。Kママにも思わずビデオを見せてしまったほど笑えるお芝居で、カナダの子は小さい時からお姫様パーティーとかとにかく人に見せることが大好きなようで、そこに娘も参入。わがメイドインジャパンのコンパクトビデオを持ち「アクション!!」の声でスターになりきり歌に踊りにお芝居・・・時には口移しでこう言うのよと教わり、ビデオの最初の方では照れが残っていた娘ですが日々を負うごとにカナダの子と同化していました!このビデオ見るとほんと、カナダの子は自己紹介(スターになりきった自己紹介)ひとつでも余りにも表情豊かで本当にアピールすることが大好きなんだなと良くわかります。恥ずかしいという感情がないみたいです。

そしてこのツインズと遊びまくった1週間、今回のカナダ行きの一つの目標であった「英語漬け」の生活に浸ることが出来たと思います。夕方は食事の時間までずっとディズニーチャンネルを見ていたのですが、この1週間の後にドラマのせりふが全部分かったと言っていた事があったのでかなり耳が鍛えられたようです。そのおかげか2週間目に出たディキャンプではたった2回だったのに仲の良いネイティブのお友達も出来て最終日には「また来週もくる?私はくるから(来てほしいな)」などと言ってもらえたようです。後いかにも移民国家カナダらしいと思ったのが「どこの学校?」と言う質問を結構されたそうです。
最初「○○区立○○第一小学校」などと答えてもわかるわけないだろー!と思いながらも答えて相手も「・・・???ふーん・・・」と言う反応だったらしいですがそのうち「日本の学校だよ」と答える事にしたそうです。きっと日本なら「どこの国から来たの?」とか「何人?」という質問になるように思います。

ともかく来る前はディキャンプでもステイ先でもネイティブの勢いに圧倒されてじっと固まっているんだろうけど英語のシャワーをあびるだけでいいやという目標できたのですが思いのほか本人も出来る限りコミュニケーションを取ろうとしていて、分からない表現は私に聞いてきたり、今回1ヶ月滞在するかどうかかなり悩んだのですが2週間での上達ぶりを見るともっと長くいれば、と思わずにはいられません。ダウンタウンで過ごした週末、ビクトリアへのツアーなどなど(地元のツアーで周りはネイティブのみの為集合場所、時間等聞き取れるか心配でしたがなんとかなりホッとしました。)、数回目のバンクーバー&ビクトリアにもかかわらず娘を連れて自分ひとりで歩くのは初めてだったのでかなり不安もありましたが、帰国までには今回はじめて、かなり地のりが分かるようになりました。(これも目標の一つでした。今までは車で観光名所を案内してもらうような感じだったので全然街の地理が理解できていなかったのです)

娘をたった一人で海外に連れていったのは初めての為、かなり慎重になり疲れた面もありました。バスの中でも子供は楽しくていろいろ話しかけてくるのに私は出来るだけ間違えないように地図を見比べて神経とがらせて答える余裕ありませんでした。だって外国って1本通り違うと全く街の雰囲気がちがくなるでしょう。でも最近は外国だけじゃないですが、やはりたった1ドルの為に泥棒・空き巣・・・と犯罪をおかす人間もいるので用心しすぎるという事はないと思います。しかもバンクーバー郊外、、逆にのんびりした田舎すぎて日本以上に防犯対策がなされていない、、ホストマザーがちょっと買い物や送迎の時、私と子供達だけになる機会が結構あったのだけど、子供に誰が来ても出ないように、電話も出ないようにと言うのだけど大きな窓から部屋の中丸見えなんだけど・・・。おかげで来客者、どんどんドア叩いてきました。結局知り合いだったんだけど丸見えで居留守ってありえなーい。ドアロックも一つだけ(日本でさえ最近は二つでサムターン対策とかすごいのに)、おまけに街灯がないので夜は本当に真っ暗で恐いんですよ~。

でも私も娘と同じく1週間たった頃から耳が少しづつ慣れてきてバスなどで周りの話も分かってきたのでだんだん着いてすぐほどは神経ぴりぴりしなくて良くなって来てすぐは「100%言葉も分からない状態で娘と二人きりで来たのは無謀だったか」と思ったりもしましたが、だんだん耳が慣れて来てからは楽しむ余裕も出てきて最後は「もっといたかったな~」と思うようになっていました。後は・・・語学学校へ行ったのも楽しかった。私が出たクラスは学校で習ってきたようなフォーマルな言葉でなく、実際に友達同士などで使われていると思われるインフォーマルな言い回しなど習って会話のトピックもたとえば「昔彼氏をひどい捨て方したことある?(もしくはされた事ある?)」見たいな事だったりしました。これは「Dump」という単語を覚える為で、こういった単語や熟語をいくつか習った後にそれらを使ったゴシップ記事とか三文記事をくれて、それを家で読むと理解できるのでおもしろかったです。ジェニファーアストンが別れを乗り越えた方法・・・もうあなたは「Pig Out(やけ食い)」しなくてもいいのです、みたいな記事でした(笑私は日本でもワイドショーや週刊誌好きなのでこういうくだらないのは難しい新聞のコピーなどもらうよりもはるかにおもしろかったです。 若い生徒さん対象に題材選んでるんだろうなというのはすごく感じましたが(笑)

そして最後の3日間でスーパー行きまくって最後の雑貨買い。日本でもコストコ大好きな私はウォルマートやロンドンドラッグなどで売られている雑貨をこの日までチェックしておいて最後の3日間に買いまくるぞーととっても楽しみにしていたのです。今日はどこに行ったの?とホストマザーに聞かれていつもスーパーの名前を答える私でした。でも週末にはダウンタウンやビクトリアに泊まって水族館に行ったり、おいしいクレープを食べに行ったり、楽しみましたよ。ちょうど生まれたてのベルーガの赤ちゃんを見れたのでラッキーでした!この水族館、かなり並ぶので私たちは思い切って年パスを購入してしまいました。並ばないですむし後からMLや季刊誌も届くので思い出にもなって良かったなと思います。MLで手つなぎラッコが亡くなった事を知り驚きました。1年間有効なので願わくば1年以内にまた渡加できれば最高なのですが、、、。

こうしてカナダで勉強も何もせずまさに子供らしい夏休みを過ごし、日本の学校での2学期を終えようとしている娘ですが、明らかに変わったな~と思います。特に英語に関して本人も思ったよりコミュニケーション出来たことや、日本で一言二言挨拶をかわした程度で「すごく綺麗な発音だけど英語圏で育った?」と聞かれた事が数度あったりと「自信と積極性」が出てきたのをすごく感じます。英語だけでなく
間違える事を気にして出来ないタイプだったのですが、トライしてみようという気持ちも出てきています。この自信と積極性がどうも足りないと思っていたので、とても嬉しい変化でした。本当なら毎年でも行きたいところですが、もし私が行かせたいと思っている中学だとカナダ研修があるので、その時は私もまたフロムウエストにお世話になり同じ頃に同行してしまおうと密かにたくらんでいますのでよろしくお願いします♪

いろいろと楽しい思い出はつきないのですが、何よりも10歳の頃に海外に何週間かステイし、広いお庭でテントをはって過ごす、、私もやってみたかったなと思います。今回の旅は年齢、ステイ先、子供の英語レベル、いろんなものが最高の思い出を残すのにちょうど良かったのではと今になって思います。そんな要素を考えながらステイ先、参加するディキャンプ、いろいろ考えてくださったフロムウエストさん、本当にありがとうございました!

【↑フロムウエストより】水族館の年会員になられていたなんて、知りませんでした(笑)。ではまたぜひいらしてくださいね。ずっと咳が出て思うように遊びに行けずに、とてもかわいそうにと思っていましたが、最高の思い出と言っていただけて何よりでした。姿が見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれてありがとう。涙がポロリと出てきちゃいました。このところ、涙腺がゆるくて、もう歳かしら(笑)。ありがとうございました。

 

みどりさんの親子留学・カナダ留学体験談1回目

2004年5月9日-17日までカナダに滞在し、そのうち13-16日の3泊4日をフロムウエストさんを利用して、ノース バンクーバーのお薦めB&Bに泊まらせていただきました。大体数週間バンクーバーに滞在し、ディケアなどに通われるお客様が多いようですが、そんな中ちょっと変わった我が家のプラン(?)に快く対応してくださいました。観光中心ながらも、地元の方達の生活を垣間見れるようなプランをいろいろ組んでいただきました。子供は日本では喘息持ちのこともあり、日本人奥様のご家庭をステイ先に選びましたが、こちらにお世話になって本当に良かったです。空港でお会いした瞬間、娘はステイ先のお嬢さん、シンシアちゃんと意気投合、そのままシンちゃんの通われるジムナスティック教室に参加させていただいて、とっても楽しんでいました。教室終了後、シンちゃんとシンちゃんのお友達にまざってタンポポの綿毛をとばしたり、これまたしっかり馴染んでいました。

シンシアちゃんは英語の方が強いということでしたが、日本語も綺麗で特に問題なく私から見たらほぼ完全なバイリンガルに思いました。英語で話せば英語で答えてくれますし、私も「○○ってこれでいいの?」なんて教えてもらっちゃいましたし、たぶん子供達も空港についた瞬間英語をば~っと話されると緊張しちゃうと思うので、バイリンガルのお嬢さんがいらっしゃるというのは、すごく心強いのではないかと思います。さて2日目はシンちゃんの通うスクールに半日体験。なかなか自分から話しかけるということはなかったようですが(本人談)、ちゃんとクラスには参加し、それなりに楽しんでいたようです。リィーディングが結構できたようで、褒めていただきましたが、カナダのゆったりした教育など伺い、うちも焦らずゆっくりすすめていこう、なんていろいろ考えさせられました。

その後、午後はキダムへ!幻想的で素晴らしい舞台で昔ながらのサーカスを想像していた主人もびっくりしていました。日本人出演者がかなり活躍していて、異国でその姿を見るのはなんとも嬉しいものでした。中国からは10歳くらいの少女が素晴らしい演技を披露していてもうため息もの。ピエロも出てきて笑いあり感動ありの素晴らしいステージでした。そして!なんとB&Bのご主人はと~っても顔の広い方のようで(はい、そうなんですよ~)、キダムのバックステージに潜入!!できたのです。これは今でもほとんど信じられなくて夢のようです。

はやくも最終日の3日目はバンクーバー観光していただきましたが、ツアーガイドでは知ることのできない、素晴らしい景観を楽しめるポイントに連れてっていただいたり、シーバスにのったりと楽しみました。すっかり馴染んだ娘は、お薦めB&Bのご主人、アイバンさんをシンちゃん’sダディ(と呼んでいました)にキャンディをせがんでずうずうしい!やさしいご夫婦は、いつもうちの娘の分まで買ってくださり、ありがとうございました!帰りの車でずっと「キャンディほしい~。キャンディ忘れないで~」っといっていた子供達ですが、家の方に近づいているとわかると娘まで「キャンディ忘れないで~!」と我が子ながら、ほんとにずうずうしいったら。でもどれだけ楽しんで馴染んでいたか、わかっていただけると思います。

そしていよいよお別れの日。空港で娘はず~っと我慢していたのですが、お別れした瞬間大声で泣き出してしまい、こちらまでうるうるとしてしまいました。いまも「またシンちゃんのおうちにいきたーい」と言ってます。それから、お食事がとってもおいしかったこと。特にソース!今度機会があったらレシピを教えていただきたいです。主人は恒例のキャンプでは教えていただいたクリスピーベーコンに挑戦するようです。4日間本当に家族で楽しんで、良い思い出を作ることができました。
ありがとうございました。                                                                         2004年5月
    

【↑フロムウエスト】空港でのシーンを想像したら、ウルウル来てしまいました。普通では入れないキンダー、舞台裏のキダム、ジムナスティックとアイバンさんの顔の広さを感じましたね(笑)。楽しい思い出の1ページになり嬉しいです。早々の掲示板への書き込み、メール、そしてこの体験談と、本当にありがとうございました。早く時差ぼけが治りますように。 
p.s.現在お薦めB&Bは残念ながらお客様のご予約を承っておりません。

カナダ親子留学体験談-2008年7月後半の10日間、ユッコママさん、グランマ11才、9才、6才の小学生のボーイズがデイキャンプ、斉藤さんの親子フォト、やアパートで過ごした海外体験談。2度目のリピーターさんです。

 


ユッコママさんの親子留学・カナダ留学体験談2回目

今回2度目となる親子留学inバンクーバーは、私と3boysそしてグランマの5人で、アパート滞在ということになりました。アパートはとても広く、何もかも完備されていて、11日間何不自由なく過ごすことができました。でもさすがに炊飯器はなかったのですが、フロム・ウエストで用意してくれました。おかげで子ども達のデイキャンプでのランチは毎日おにぎり。慣れないキッチンでも作り慣れたおにぎりなら、朝の忙しい時間でもパパッと準備できました。

バス停までの道の途中にはセブンイレブンがあり、ほぼ毎日寄っては何かしら調達することもできます。デイキャンプの場所までも、バスでまっすぐ上って行くだけと、今年は主人がいないので降車場所がかなり不安だったのですが、間違うことなくクリアすることができました。5日間のデイキャンプ、今年は去年と趣向を変え、sports and tripに参加しました。毎日日替わりメニューで水泳、海水浴、牧場、動物園、公園などで楽しんできたようです。ただ年齢別なので長男、次男は同じクラスなのですが、6才の三男だけ別クラス。去年は行かなかったので初参加で、しかも英語は全くnoときているので、初日は泣いて、2,3日目は欠席。やはり無理だったかと思っていたら4,5日目は本人自ら行ってみる!というので、合計3日の出席でしたが、たくましくなったなあと親はえらい!えらい!とほめてやりました。

観光のメインに据えていたのは大リーグ観戦でした。マリナーズvsインディアンズ。イチローを見て大感激の長男、次男。時差ボケで最初から最後まで熟睡の三男でした。大失敗だったのは、グランマのパスポートが機械読み込み式ではなかったため、国境を越えられず断念したことです。私の注意不足で出発前に確認せず、母には本当に申し訳ないことをしてしまいました。(涙)子ども達をデイキャンプへ送り届けたあと、私と母はシーバスに乗ってダウンタウンやギャスタウンへshopping。途中でcafeに寄って休んだり・・・久しぶりに子ども達抜きで過ごすことができました。また、このシーバスが私は異常に好きでシーバスに乗りたいがために来た!と言っても過言ではないくらい(笑)今回母にも乗ってもらえて良かったです。そして、一人で過ごすこともありました。そんな時は、ロンズデールキーの2階のベンチに座り『赤毛のアン』を読みふけりました。(もちろん日本語)子どもの頃にも読みましたが、今読み直すと全然違った感慨があります。大人になって分かることがあるってとても新鮮で、カナダの西の端から東の端の島を思い描き、いつか行ってみたいなあと夢見ていました。

ロンズデールキーと言えばマーケットでフロムウエストさんにお薦めのお店を教えてもらいましたが、やはり日本人の紹介です!どれもおいしく食べられました。中でもグランマお気に入りは薄く伸ばした皮をたっぷりの油で揚げ(それがとても澄んでいるのです!)チョコレートをかけたビーバーテイルズです。何回も買いに行きましたが、それでも今日が最後だからと帰国前日にまた食べに行ったほどです。またスーパーマーケットのwallmartも教えていただき、子ども達はゲームのカセットをいくつか買いました。もちろん英語バージョンですが、デイキャンプでは名前も満足に答えられなかったにもかかわらず、スラスラと進めていくところ、ゲームの底知れなさを感じました。

休日にはKママの子どもとホームステイ中の少年、そして我が息子達、合わせて6人のboysと共にサイエンスワールドへ行きました、。それまでも何度かゲームをしたりして親交を深め(笑)ていたので、6人それぞれ興味のあるポイントへ散らばりながらも楽しく関わりをもちながら遊んでいました。今回、私はアパート滞在ということもあり、英語のlessonは受けなかったのですが、食材の買い出しやらで生の英語にふれる機会が多かったです。最初は速くて聞き取れなかったこともだんだん慣れてきて、状況からこんなこと言ってるのかしらと想像力フル回転で応じていました。「想像力のない子は相手の心の痛みが分からず、イジメをする」と日本では言われていますが、こうした状況に追い込まれると想像なしでは生きていけませんね。

我が家の息子達も言葉の通じない世界で多くのことを学んでくれたと思います。色々な人がいて、色々な世界がある!進む道はたくさんあるのだから、失敗を恐れずチャレンジし、自分を作り上げていってほしいと願っています。私自身にとっても、再び、Kさんと腹の割ったお話ができて(笑)視野が広がったように思います。再びのバンクーバーはまた一歩、我が家を前進させてくれたようです。ありがとうございました。また会う日まで・・・


【↑フロムウエストより】昨年は英語スピーカー宅でのホームステイでしたが、今年はきっとその緊張感もなく(笑)、くつろげていただけたようでよかったです。うちの3ボーイズの面倒まで見てくださって本当にありがとうございました。

 


ユッコママさんの親子留学・カナダ留学体験談1回目

いざ!バンクーバーへ (私の見つけた大切なもの)

事の始まりは「親子であっちこっち探検隊」(高野優著)でした。3人の子連れ(全員女の子)で各地の施設を体験し、紹介しているこの本は大部分は日本なのですがその中に”親子留学inカナダ”というのがありました。(ちなみに我が家は3boys。10歳、9歳、5歳。親との旅行は小学生のうちなんだろうな・・・という焦りから手にした本です。)いや、でもカナダは無理でしょう!と最初眼中にもなかったのですが、10歳9歳2人連れなら何とかなるかも・・・とある日突然思い立ち、親子留学についての情報を集め始めたのでした。それこそ目についたあらゆる会社にコンタクトを取り、より我が家に合ったものを探していた矢先、フロムウエストからのメールは、私の気持ちにスッと寄り添ってくれそうな温かみを感じました。親子留学なんて未知との遭遇、信頼のできる誰かに頼らなければ・・・今でもやりとりしたメールの全てを保存しています。でも実はカナダから携帯にメールが届いていたことさえ知らなかったのですが(^^ゞというわけで私にとってフロムウエストと出会えたことは本当に大きかったです。しかも5歳の三男まで連れて行くという決心に結びついていったのですから。

 そうと決まれば子ども達の英語を何とかしなければ!と思い、カナダ人の先生のいる英語塾に通わせたり、私も密かに猛勉強を始めました。おかげで丸10年専業主婦だった私の脳が徐々に活性化されていくという嬉しい誤算つきです。正式な申し込みから1ヶ月後、やっと主人も同行の決意を固め、我が家最大のイベント、思い出を共有できることになり、とても嬉しかったです。でも結局、移動は全て主人まかせ、その上あとで書きますがビッグアクシデントの後始末も主人に、ということになってしまったのですが・・・いよいよ出発。エアカナダでの8時間は快適でした。半年前の北海道旅行で飛行機を体験済みのせいか、3boys至極冷静に上昇気流へと乗ることができました。何事も体験だなあと実感した瞬間でした。
 

こうしてバンクーバーホームステイ8日間が始まりました。観光はグラウスマウンテン、サイエンスワールド、ダウンタウン、ギャスタウン、ロンズデールキーマーケット、スタンレーパーク、サーモンフィッシング等々。長男次男は3日間デイキャンプに通いました。それまであまり楽しそうには見えなかった長男ですが、このデイキャンプは満面の笑みで帰って来ました。体育会系の彼らにとって、ボーリングやプールでのダイビングは日本のそれと違い、大いに楽しめたのもありますが、やはり一番の要因は友達ができたことなのだと思います。同じくフロムウエストで申し込んだ名古屋から来たS君、彼は息子達の救世主、全く英語が分からない2人に通訳もしてくれました。子供は子供同士、大人がどんなにすばらしい環境を整えようと、友達との遊びから得るものの尊さは計り知れないという事実に気づかされたのです。「S君ってかっこいいよね。僕もあんなふうに英語が話せたらな・・・」憧れの人に近づきたい、こうした動機から人は動き出すのだなあと思います。
 
そして、私はステイ先のS先生に毎晩英語の個人授業をしていただきました。その90分はまさに英語のシャワー状態で、1秒たりとも気を抜けず、私の脳はなんとか理解しようとフル回転でした。本当にS先生の教え方は素晴らしかった!生まれてこの方、家庭教師されるという経験はなかったので、こういう先生に出会えるのなら最高の勉強形態かもと思いました。なぜなら私の欠点を中心に学習計画を立ててくれるからです。おかげで帰国後の私の発音は格段に上達しました。多分・・・
 
バンクーバー最終日、家族そろってスタンレーパークへサイクリングに行きました。パーク前のレンタルショップで自転車を借り、海を横目に快走。途中、水族館に立ち寄り自転車置き場へ戻ってみると、私の自転車だけ消えています。そうです。盗まれてしまったのです。でもよく考えてみれば鍵もかけずに置いておけば、日本でだって持っていかれます。全スケジュールをこなし明日は日本へという日、気がゆるんでいたのでしょうね。途方に暮れてフロムウエストに電話すると的確なアドバイスをいただけました。レンタルショップでの賠償金は約5万円。でも高そうなマウンテンバイクだったのでそのくらいは仕方がないのかと思い払って帰宅すると、Sさんがカンカン。「5万円も弁償させるとは何事か」「払う前になぜ私に相談をしてくれなかったのか」ということでした。私の中では自分の失態だし、ステイ先に迷惑をかけたくないという気持ちだったのですが、Sさんにしてみると「なんて水くさい」ということだったようです。その後すぐ警察へ盗難届を出しに行ってくれたり、保険が下りるようにと書類を作成してくれたりと、お忙しいのに本当にお世話になりました。S夫妻の温かいお人柄、今でも心にずっしり残っています。帰国後、海外旅行保険から全額下りたので今では笑って話せますが・・・

今こうして机に向かいながら思うことは、バンクーバー親子留学を思い立つ以前の私と、数々の難所を乗り越えた以後の私は明らかに違います。次回を夢みて英語習得に励む私、息子達の友達に感謝するようになった私、internationalな視野を持つことの意味を知った私・・・親の視野が広くなればなるほど子供の世界が広がります。日々学んでいくこと、これが私の見つけた大切なものです。フロムウエストさん、Sさんご一家、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

p.s  シーバスに揺られながらゆったりと摩天楼に近づいていくあのひとときは、自分の中に何かが生まれてくるような至福の時でした。いつかまた・・・ありがとう~

【↑フロムウエストより】スタンレーパークで自転車を盗まれた時は私も冷や汗が出てきました。1台$400以上で、不幸中の幸いというのか4台あったうちの1台です。しかも1台は親子乗りの物でさらにお高そう。でも保険で下りて本当に良かったですね。こちらこそ、皆さんで来て下さってありがとうございました。

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月半ば過ぎから約3週間、ごんままさんと、6才の小学生&3才のボーイズがデイケア・デイキャンプ・語学学校、英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした海外体験談。

親子留学 2008--8

 

三男がまだ物心着く前に一度海外に行って来たら?と言う旦那の一言から始まったこの計画。長男が年少の時に習ってた英語の先生がいるからカナダにはいつか行きたいと言ってはいたけど。もう?確かに英語はちょっとは話せるけど、それは国内の仕事で使ってただけで、一人で海外旅行に出たこともなけりゃ、自分で計画したこともないのにー!!!まじで行くのー?二人連れてー??? 親子留学って聞いたことはあるけど、二人連れては無理なんじゃないの?
家族の協力がある贅沢なシチュエーションだったのだけど、むしろブルーな気分で調べ始めた私。

正直何もわからないからとりあえずネット検索。さすがインターネット!思ったより流行ってるらしい親子留学、旅行会社や斡旋業者の存在を知り、ホームステイしながら子供はキャンプ親はスクール生活ってのを知り、予算を知り、今はなきゲー○ウェ○21につかまりそうになりつつ(^_^;)、たまたまヒットしたフロムウエスト。最初は簡単な見積り依頼のメール。いろんな会社とメールでやりとりしながら見積りをもらったりしてましたが、即日届いた見積りにはびっくり。(その後何度メールの早い返事に驚いたことか(^^;))対応の早さもですが、ステイ先が具体的に事前に教えていただける(特に契約前に家族が決まるとこは意外になかったので)、いろんなアレンジがきく(ほとんどリクエストなかったけど)、医療面犯罪面の万が一対応にも信頼できそう(医療通訳や弁護士が対応してくれるそうなので-もちろん他にそんなとこはなかった-)、など他社との違いも明らか。不安いっぱいの私に一番安心感をもたせてくれたのが決めた理由でしたが、最終的な決断は「ちょうどいいステイ先が今あります!」のメール(((^^;)。思いきってお願いすることにしました。

それからも子供たちのパスポート手配、エアチケットの手配、旅行保険の手配、自分たちの荷物作り、留守宅の調整(特に三男の世話を両方の実家に頼んだり)色々ありましたが、フロムウエストさんともいろんなメールフォローをいただきつつ、なんとか当日を迎えました。バンクーバーに無事に着き、向かえていただいて、ステイ先に。たどり着けた安心と気さくな家族にほっとする間に、息子たちはステイ先の息子さんとさっそく庭の遊具で遊び始め、すっかり受けとけている様子。子供たちの英語力と言えば、幼稚園前のプリスクールと週一の90分スクールに通うだけ。まだまだ片言の英語なのに全然気にならない様子。最初はちょっとお互い探り探り、でもあっという間に盛り上がってました。私がKさんから細かいレクを受けている間に、夜ご飯の準備が整ってたら「先に食べてるよ」ってみんなとテーブル囲んで食べ始めちゃったし。確かに人見知りひどい方ではないけど、でも初めての場所とか結構気にする子たちではあるのに、絶対ママと一緒じゃなきゃいやだって言うかと思ったのに。いざとなったら子供ってすごいです。

それでもやっぱり国内で大人から聞いてる英語だったからか、子供同士で遊んでるの見てるとなんか丁寧過ぎる。「貸して~」って言う時にPleaseを使うと「どうか貸してください」ってニュアンスに聞こえたりするし、返事でyesって言うと固い感じするし(相手はyeah!ヤー、って言うから)、、、なんか立場弱そうで可哀想になったりして(^^;)。そんなこと思っていたら、これも3週間のステイで変わりました。やっぱり現地に混じるのって違う。これは思っていなかった成果でした。正直いいのか悪いのか微妙なところもあるかもだけど、実際の英語を吸収している感じがしました。それからの三週間。
私は基本的には朝ご飯を食べてから8時すぎのバスに乗って、長男をデイキャンプに送って、またバスに乗って次男をデイケアに送り、それからバスに乗ってシーバス(連絡船)に乗り換えダウンタウンに行って一時間半の英会話学校で話しまくり、前後どちらか2時間くらいダウンタウンを歩き回り、またシーバスとバスで息子達を迎えにいき、ステイ先に戻る。ちょっと庭で遊んでから、夜ご飯。食べてからまたちょっと遊んで(何回か近くの公園にも行きました。サマータイムで7時すぎでも明るいので)7時前後にお風呂に入って8時には寝る。かなーり、うちにいるような規則正しい生活ができて、子供たちの体調も万全。

観光と言う意味では、私はあまり遠出ができない、子供たちは週末だけ、と少し足りない感じはしましたが、週末には心理学のつり橋効果(つり橋を渡っている時のどきどきと恋愛のドキドキ感は混同される)を実験したというカピラノつり橋にも行ったり、ダウンタウンでバスに乗りまくったり、スタンレーパークを歩き回ったり、水族館や科学館(ここがお気に入りで二回も行った。。。)にも結構満喫。逆に観光では味わえない、町歩きだったり、スーパーの買い物だったり、バスや電車に乗ることができてプチ移住を味わえた感じ。適度な都会(決して大都会じゃない)とすぐ近くに自然が同居した感じはちょっと名古屋っぽくて名古屋人の私たちはとても心地よく生活することができました。

子供たちも一週間くらいは緊張した顔で通ったものの、英語ができなくても普通に扱ってくれて、もちろんフォローもしてくれる先生たちやリーダーたちにすぐに慣れて、いじわるをされたりと嫌な思いをすることもなかったようでした。これは私が街を歩いていても思ったことですが、バンクーバーってアメリカみたいに「英語喋れない」ことが全然デメリットじゃない!みんな他の言語喋ってるし!とりあえず私は話ができるけど、できない人にもとってもフレンドリー。ちゃんと尊重してくれる。初めての海外にはカナダがおすすめ!と強調してしまっている最近の私。本当に居心地よかったです。

あー書いてるとキリがなく、テンションが上がってきますが、読んでもらって興味深いことでもなかもしれないので、これくらいにしておきます。フロムウエストさん、本当に本当にありがとうございます。
きっと経費だけ考えたらもっと安く来ることも可能だったかもしれないけど(^^;)、安心料と満足料を考えたら決して高くはない費用でした。とても充実して後悔や残念な思いの全くない楽しいだけの親子留学を終えることができて、とても感謝しています。いまではすっかり夢のよう。。。でもでも、もしも機会と予算があったらぜひぜひまた行きたいです。デイキャンプに行きたがった次男の希望もかなえてあげたいし、三男も連れていきたいし、長男の一人ステイもいつかいつか。。。

【↑フロムウエストより】しっかり者のおにいちゃんと、おもろい弟君のお二人。ハイパーなステイ先の坊やと、波長が合っていましたね。絶対人見知りじゃないです(笑)。ベースメントのステイ先で、キッチン付。夕食以外は自炊していただき、ありがとうございました。

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月末から2週間、美和さん(ママ)と、10才の小学生&7才の小学生がデイキャンプと、英語スピーカー宅でのホームステイを体験、その後、1週間、パパさんが合流し、アパートで過ごした海外体験談。

カナダの親子ホームステイを経て 

 

2008年夏、私は大きな冒険を企てていた。それは、長年にわたって考えてきた構想だったが、まだ子供たちが小さかったし、私ひとりでわざわざ大変な重荷をしょいこむことになる気がして実現できていなかった。ただ、どこか外国で「普通の生活がしてみたい」という私の思いは常にくすぶってはいた。結婚10年を経て、日々の生活の中で何か全く新たな思い出みたいなものがあったらなあ、という願望もあった。

ミサ に「カナダかフィンランドに行きたい?」と聞いたら、「行きたくない!」と即答されてしまった。日本以外は危険で、言葉も通じないから不安だし、興味もないというようなことだった。だが、皮肉にも、子供のこの反応が私に決断させた。(今いこう!) もう少し大きくなったら、私が誘っても一緒に行かないだろう。この夏、子供二人と私の親子ステイを実現させるのだ。子供たちに、世界には私たちと同じような生活があるのだということ、そして、他言語を話す世界で異なる文化を少しでも体感してほしい、そう思った。また、20年程前に留学を経験し、その後長い間子育てやら日々の雑用ですっかりさび付いてしまった私自身の英会話能力を磨きたいと考えていた。

まずは10時間に及ぶ長時間の飛行に耐えられるか?それが、私の最大の気がかりだった。飛行機の中はとても寒く、冷え性で腰痛を抱える私には正直耐えられる温度ではなかった。「ブランケットをもう一つくれませんか?」英語で頼んだが、「できるかどうか、確認してみましょう。」と言ったきり、その客室乗務員は帰ってこない。トイレに行くため座席をたったついでに、集まって井戸端会議をしていた客室乗務員達に「寒いので、ブランケットをもうひとつもらえませんか?」と、ぶつけてみた。「一人一枚ずつになっているので。。。今、機内の温度をあげたので、少し待ってください。」というような返事だった。それは、日本から出国したことを感じさせるプロローグみたいだった。

「ここは空が高いんだな」それが、私の第一声だったと思う。シャロルの家は日本の感覚からいうととても広い。玄関まで階段が少しあり、扉を開けると上と下に行く階段がまたあり、上のフロアはシャロルたちの家で、下のフロアに私たち三人とブラジル人と日本人の高校生の留学生のための部屋と小さいキッチンがあった。出迎えてくれたマイルは階段上がってすぐのリビングに私たちを通すと、家族のことや日本からのフライトのことなど、いろいろきいてきた。その後、慣れた様子で家の中を案内してくれたが、広いリビングダイニングの後方裏山に向かって、ベランダがあった。子供の滑り台やら三輪車やらプールがおいてあり、ちょっとしたプレイランドのようだ。ベランダに出てみると、裏山には木々が生い茂り、左右隣の家もほとんど視界に入らないので、緑と空の青の割合が大きい。大阪のマンションからの景色は高層マンションが視界の半分以上を占めていて、空はその余白みたいな感じなので、まるで、別世界だった。帰国してから初めてわかったが、空気がきれいだった。

私達が会話している間、子供は初対面だというのに帽子を取り合ったり、鬼ごっこに興じたり、すっかり仲良くなったようだ。ティーンエイジャーの片鱗をのぞかせている10歳のジョーダンは、そのきれいなブロンドの髪を赤毛にしたいとせがみ、私たちの滞在中に赤く染めてしまった。5歳のサムは四六時中、走り回っている活発な少年で、しょっちゅう妹のシンニーのおもちゃを取り上げては泣かせたり、同じ年頃の男の子とけんかしてしまったり、とにかくじっとしていられないタイプ。2歳のシンニーは「NO!」と「It's Mine!!(私の)」が口癖で、ちょこちょこ歩きまわる仕草がかわいくて、ミサもアミも「シンニー、No,No」と言っては世話を焼きたがっていた。三人とも常に家に誰かがホームステイしていることに慣れているのだろう。ほとんど英語を話せないミサとアミに話しかけたり、身振り手振りで説明したりして、初日からトランプで遊んでいた。ホームステイの家族はいい人たちだろうか? 安全だろうか?ミサとアミはホームステイ先の子供とうまくいくだろうか? 出発前に不安に思っていた事柄がクリアできて、ほっとして眠りについた。

次の日からはデイキャンプがあった。「おかあさんが悪いねん。なんでミサがそんなところにいかなあかんの?! 別に行きたくないし。いやや。」想像していたことだが、ミサは 拒否反応をしめしていた。「家にいる!」「おかあさんのせいやないの!!」と、さんざん言われ、私も多少罪悪感を感じたほどだったが、ここで引き下がってはと、「とにかく、今日は行ってみよう!楽しいか、楽しくないか一回行ってみないとわかれへんやろ~。」とひきずるように集合場所のコミュニテイセンターに連れて行った。一日目なので、シャロルも一緒についてきてくれたので、心強い。アミとはグループが違うので、まずアミを所定の部屋に連れて行った。アミは、やはり緊張して立ちすくむ様子で「こっちに座って、これを塗ろうよ。」と誘われても私から離れないので、一緒に行って座らせた。塗り絵のようなプリントがあって、各自楽しんでいた。少し見ていたが、シャロルが、「アミがおちつくまで、私がここにもうしばらくいるから、あなたはミサを連れて行って。」とフォローしてくれた。まだぶちぶち不満をくちにしていたミサを連れてべつの大きな部屋で受付を済ますと、子供たちが座っている舞台のようなところにミサも座っている。そばにいようとすると、「早く帰って。もう行って。」というので、「じゃ、また迎えに来るから。」といって、その場を立ち去った。

私もシャロルも知らなかったが、その日はプールで遊ぶプログラムで、水着やバスタオルが必要とのことだった。シャロルが、「またあとで持ってきましょう。そのときに子供たちの様子も見られるから。」と言ったので、私はなるほどと頷いた。そのあと1時間以上経って私が水着をもっていくと、ちょうどアミはみんなで列になってどこかへ出かけるところで、ちらっと私をみて手を振ると、足早に行ってしまった。私はリーダーにアミの荷物をあずけて、ミサのところへ急いだ。ミサはみんなと円になって座って、ゲームのようなものをしていた。「ミサ、水着。」と差し出すと、「あっちの荷物のところにおいといて。」と言う。私は言われたように置くとその場を立ち去った。ドアのガラス越しに見ていると、ミサは楽しい表情とはいいがたいが、一応参加しているみたいだ。十分だった。シャロルは、「(二人とも)あなたの姿をみて、帰りたいといって来なかったから、大丈夫よ。」と言った。

その日帰ってから、ミサに聞いてみると、「楽しいこともあるけど、微妙。」という感想だった。(思ったより悪くないな)、くらいに思ったのだとおもう。実際、次の日からは行きたくないとは言わなくなった。また、日本語のできる高校生のようなリーダーがいて、日本語で話しかけてくれたそうだ。2,3日たつと、アミのほうが、周りで話されていることがわからないから、行きたくないと言い出して困ったものの、シャロルとその子供たちとの予定もあり、全プログラムに行く必要もなかったので、それ以外は参加するという約束を守ってね、とアミにいい聞かせた。消防署に行くプログラムや山登りなど、参加したら、結構楽しいようで、家に帰ってから話をよくしていた。
 
「カナダの一般的な家庭に滞在したい。」私はフロムウエストさんにそう伝えていた。ホームステイ先のシャロルとマイル夫婦はともにカナダで生まれ育った。シャロルは地元の学校を出て、職場でマイルと知り合って結婚したという生粋のノースバンクーバー人。ちょっとおませなジョーダンととにかく元気なサムとまだ幼いシンニーの世話に、しばしばため息をもらしながら、しかし愛情のあふれる子育てを実践していて、その決して感情にまかせてどなったり、手をあげることのない姿勢はとても尊敬に値する。私の娘たちもしょっちゅうだが、子供同士の言い争いやけんかが四六時中、繰り広げられるのだが、その幾度、子供(特にサム)を呼び寄せては「やめなさい。○○だから、危ないだろう。」とか、「これ以上だと、退場させるよ!」とか言っては、一生懸命説得したり、なだめたり。とにかく忍耐強く、何度も何度もそれを繰り返すのだった。

日本の子育てと大きくちがうと思ったのは、やはり物理的に空間が広いので、子供同士がけんかしていようと、あまり人の目を気にする必要がないという点だ。例えば、下の私たちのベットルームで、娘どうしがけんかしていても、上のリビングにいる私には決してその声は届かない。大阪のマンションでは、「うるさい!静かにしなさい!迷惑でしょ!」と常に大声を荒げていたが、空間が広いし、多少走りまわろうが、いい争いをしようが、放っておいても、それなりに収拾していることもあり、親として、こんなに楽なことはなかった。シャロルは、ミサとアミは「とても礼儀正しいわ。いい子たちね。」とよくほめてくれ、日本ではそんなことは生まれて一度もいわれたことがなかったので、正直うれしかった。シャロルとそんなことを話しあったこともあったが、「子供なんだから、じっとできないのが、当たり前じゃないの。」みたいなことをいわれ、すごくすがすがしく聞こえたのを覚えている。田舎暮らしならまだしも、大阪にすんでいれば、このカナダのいわゆる広い世界での考えが、そのまま通用するとは思えないのだが、そのおおらかなコメントはとても心地よく感じられた。

マイルは、地元のケーブル会社の技術者であり、毎日4時半から5時半くらいに帰ってくる。途中で海に遊びにきた私たちに加わって、また仕事に戻ったこともあるし、完全に時間管理は個人まかせらしい。マイルに限らず、カナダ人のパパは夕方に帰宅して、家族と夕食をとるのが、一般的らしい。「おなかがすいたよ。」とか言いながら、帰ってきてリビングのソファに座ってテレビを見たり、晩御飯を作ったり、そうでなければ夕食の後かたずけをしたり。「カナダのパパは(平日も)晩御飯、一緒に食べるんやね~。」と、当初は子供も驚いていた。博学なマイルは日本の「過労死」のことも知っていたが、「考えられない。」と、あっさり断言した。会社にもよるらしいが、マイルの家庭では月100ドル少し払えば、医療費はほとんど無料だし、累進課税の税金も安くはないが、公立に行けば子供の教育費は無料だし、水もおいしいし住むには最高だと言っていた。物価は大阪の下町のほうが若干安いかもしれないが、カナダは消費税が高いことを考えれば、元々の価格はとんとんくらいかもしれない。移民人口も増えているらしく、土地の値段が、ここ数年でかなり高騰しているようだ。

金曜日の昼前、シャロルと子供たち、ブラジル人のプリシラ、私たち3人で、大型ショッピングモールに行ったことがあった。子供たちを連れて歩くとどこへ行くかわからないので、モールのこれまた大きなプレイランドであそばせて、私たち一人ずつで順番に用事を済ませることにした。そこで驚いたのは、やはりパパが多いという事実だった。全体の3分の1以上はパパが子供を連れて時間をつぶしてるという感じで、平日でもパパの存在感は大きい。私には、驚きだった。

こんなに働かなくて、どうして物質的にも福祉的にも「豊か」な生活が送れるのだろうか、という疑問がわきあがってきた。恵子さんいわく、「やっぱり、カナダは資源がありますから。石油もでるしね。」とのこと。確かに豊かな資源やあまりある生産物を売って、社会保障や福祉を充実させることができる。そして、その「豊か」な生活がますます世界中の人々を魅了し、引き寄せるという、いい意味での循環が出来上がっているのだろう。カナダという国にますます興味がわいてきた。

私たちのカナダステイが非常に楽しく、有意義なものとなったのは、ひとえにホームステイ先のシャロルたちのおかげだ。シャロルは性格がとても「hospitable(もてなしの心にあふれている)」で、家に来る人がみんな楽しいと思って欲しいし、喜んで欲しいと言う。どこに行くにも「送っていこうか。」と言っては、気にかけてくれ、子供三人の世話で大変なのに、手をかしてくれる。日本人の中には、もちろんお金を払っているのだから、気を使ってくれて、あたりまえみたいに考える人もいるかもしれないが、わたしの経験からいって、欧米では必ずしもこの場合、「気をつかう」という形を伴わないと思う。お金をもらって「宿」と「食事」を提供している「ホームステイ」という基本の形にプラスアルファがあるかないかは、ひとえにそのホームステイ先の人々の人柄とか性格によると思う。もちろん、気が合うとか合わないとかいう問題もあるだろうけど。

親子ステイの行き先としてカナダを選んだのは、治安がいいということがまずあるが、もうひとつはやはりKさんとのメールのやりとりで(この人は信頼ができそうだ。)と、直感したから。バンクーバー滞在中、一度時間をとっていろいろ話をしたが、やはり私の選択は間違っていなかったと思った。経験にもとづいたカナダでの生活や在留日本人の話など、楽しく聞かせてもらえた。やはり親子ステイの場合は、同じ年頃の子供のいる家庭で滞在するほうが、お互いいろいろな共通点があるので、理解し合えるのではないだろうか。フロムウエストさんは、私たちがカナダでの「普通の生活」を実現するための手配をしっかりしてくれたと思う。

ふり返ってみれば、この親子ステイで、一番リフレッシュして、生き返ったように元気を取り戻せたのは、私自身である気がする。カナダまできて、腰が痛くて立ち上がれないというような状態は避けたかったので、いつもより柔軟体操やら腰痛予防体操を念入りに行ってはいたが、この夏以降、不思議なことに体の調子はよくなっている。まったく誰一人知らない場所で、いろいろな話しを聞いたり、新しく出会ったり、自然に溢れる広い空間でゆっくり過ごせたことは大きな糧となったのだと思う。(また新しく何かを始めたい。)そんな気持ちや力を育ませてくれた時間だった。

子供たちはといえば、2歳のシンニーから「mine」「no」「Are you OK?」など、少しの英語もゲットして、言葉うんぬんよりも、人とのコミュニケーションを存分に楽しんでいた。わざわざ持参した学校の宿題はほとんどしていなかったし、単純にいえば、毎日かなり遊びまくっていたから、「本当に楽しかった。」と、心から感じたと思う。私がまったく英語の上達を期待してなかったので、その割には、「Don't throw ball」とか、いろいろ口走っていたことが、むしろ驚きだった。子供同士には言葉は必要ないし、関わり合う中で自然に湧き出てくるものなんだなあと実感した。

シャロルたちとは、「Keep in touch!」(また連絡をとりあおうね)といって別れたし、いつかまた会いたい。子供たちもそう思っているようだ。「英語が話せたら、もっと仲良くなれて、楽しいよ~。」「メールも書けるよ~。」とか適当なことを話しては、英語に触れてほしい、やっぱり英語はマスターしてほしいと願っている。両親とも日本人だし、普段はまったく英語を使う必要もないので、モーチベーションを維持することは正直難しい。親としては、「自発的に」興味を持ち続けることを見守るしかないと思っている。

最後に、私の計画に賛同し、留守宅をきれいに整え、快く送り出してくれた夫に感謝したいと思います。「ありがとう!」

美和(実吾)                                 2008年11月11日

(無断転写、引用はお断りします)             

【↑フロムウエストより】
美和さんは留学経験もあり、英語の本も書いていらっしゃいます。うちのプランに満足いただけるかなと思っていましたが、楽しく過ごしていただけたようで本当によかった。ありがとうございました。

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月後半から8月までの3週間、ミカンさん(ママ)と4才&2才のガールズが、デイケア・フランス語レッスン(ママ)・ヨガ・S先生のレッスン・斉藤さんの親子フォト、英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした海外体験談。

親子留学-2008-50s

 

きっかけ:
親子ホームステイを検討し始めたのは、その前の年の11月頃でした。子供が生まれてから一度も海外に行っておらず、その年のお正月の旅行も検討してはみたものの、料金の高さに断念。でもこの調子ではいつまでたっても海外行きは実現しない...と私の心は翌年の夏の過ごし方にとびました。

年々暑くなる東京の夏、毎日家にいるわけにも行かずお出かけプランを考えなくてはなりません。お盆に清里あたりへ二泊三日で行っても、ちょっとしたインターナショナルのプリスクールのサマークラスに子供二人を通わせても、そこそこお金はかかります。だったらいっそ気候の良い海外で過ごせないかしら...。私一人で子供二人を連れて行っても安心な街、そうだ、以前フランス語の教材を買ったことのあるフロムウエストのホームページに、親子ホームステイの話が載っていたっけ、ということで、問い合わせのメールを出してみると、早速丁寧なお返事が。これはいいかもしれない、そこから約8ヶ月、準備はゆっくりスタートしました。あまりに先の話だったし、乗り物があまり好きではない4歳の上の子と、トイレトレーニングも終わっていない2歳の下の子を、私一人で海外に連れて行って、他の人のお宅に滞在する、そんなこと本当に実現できるのか、どうかなあ、とぎりぎりまで夢物語気分でした。

夢の実現へ:
心配した飛行機の機内では、子供達二人共かなり眠れたのでうまくのりきれて、幸先のよいスタート。
いよいよバンクーバー到着。フロムウエストさんにもスムーズにお会いすることができました。
早速ステイ先へ向かいます。

ホストファミリー:
ステイ先には8歳の女の子と3歳の男の子がいて、子供達同士は男の子の歌う面白い歌をきっかけに、すぐにうちとけることができました。カナダ人のママとアルゼンチン出身のパパのこのご家庭は、他にもホームステイの受け入れをしていて、私達のあとからベネズエラ人とブラジル人の女子学生がやってきて、それはそれはインターナショナルな雰囲気に。
ご夫婦でヨガを教えていることもあり、食事も健康志向で、全粒粉のパンやキノアが登場、最初は味に馴染めなかった子供達も次第に食欲が出てよく食べるようになりました。

デイケア:
土曜に到着、翌月曜からはデイケアにも通い始めました。
が、やはり初めての異国、先生もお友達も言葉も知らない環境に置かれていきなり母から離れられるわけもなく、全3週間のうち、1週目は殆ど一緒に、2週目は半分くらい、最終週にやっと「ママ、バイバーイ」が言えるようになりました。
当初予定していたより自分の時間は減りましたが、デイケアの色んな活動を一緒に体験できて、とても楽しかったです。毎日違う公園(海の見えるところや水遊びのできるところなど)に行き、週一回はちょっとした遠足(水族館やファームなど)、デイケアのお庭では花や野菜を育てていて、収穫したミニキャロットを頂いたり、とても充実していました。

ママの時間:
この夏のホームステイを選んだ理由の一つが、「自分の時間がほしい」というものでした。
まずは睡眠時間の確保。子供が幼稚園に入ってから、日中時間ができるかと思いきやその逆で、子供達が寝てから家事や自分の用を済ませようとすると、どうしても睡眠時間が3-4時間になってしまい、そんな生活のリズムを何とかしたかったのですが、ステイ中は食事の支度などの家事はやってもらえるし、PCにもふれていないので、毎日11時には就寝という健康的な生活を送ることができました。(帰国してまた元の生活パターンに戻ってしまっているのは・・・ですが。)
もう一つ、子供達がデイケアに行っている間に、という目論見は、上に書いたように予想よりはだいぶ少なくなってしまったのですが、それでも何コマかの「フランス語会話」と「フランス料理」のレッスンを受けることができました。先生はフレンチカナディアンのホストマザーだったので、移動の必要もなく、スケジュールもフレキシブル、リラックスムードでよかったです。
デイケア最終日には「親子ヨガ」と「エステ」にも行くことができました。たった一回でしたが、りょうこさんとの出会いは単にヨガの体験にとどまらず、その後のおしゃべりの中にも素敵な「気づき」があって、行ってみてよかったと思いました。ぎりぎりにお願いしたのに、けいこさんには素早く対応してもらいました。ありがとうございます。

斉藤さんの写真撮影:
素敵でした。斉藤さんご自身が、お子さんの小さい頃に育児にちゃんと関わっていらしたということもあるのでしょう、小さい子供達の気持ちをよくわかって下さって、本当に気持ちの良い時間を過ごし、いい表情の写真をたくさん撮って頂くことができました。途中、下の子が木製のベンチか何かのささくれが指に入ってしまい、痛がって撮影どころではなくなってしまったのですが、そんなときにも慌てず騒がず、マーケット内のお店の人に聞いて針を借りる交渉をして下さったりして、無事解決することができました。

アクシデント:
滞在四日目に、現地で購入した携帯電話を落としてしまいました。デイケアに行く途中、どこかでポケットから落っこちた模様。まだ殆ど使っていないのに、と落ち込みましたが、けいこさんが一緒にバスセンターまで探しに行って下さって、それでも見つからないし、しょうがない、と気持ちを切り替え、二台目を購入することに。そうしたらなんと八日目に「携帯落とされてますよ」の電話が。市の清掃当局の車が歩道の掃除をするときに見つけて拾ってくれていたのでした。「カナダ人、いい人達!!」と(二台目買っちゃった後悔が吹っ飛ぶくらいに)感動。
しかし、その後もこの携帯は、操作を誤ったのか、意図せずインターネットに接続されていてその料金がかかったり、何かとトラブルメーカーではありました。

バースデー:
滞在最終日の前日が私の誕生日でした。そのことを、その前の週にふとしたホストファザーとの会話で口にしていたら、なんとちゃんと覚えていて下さって、皆でパーティーをしてくれたのです。この歳になって、家族以外の人にお祝いしてもらえるなんて、想定外の感動でした♪

ふり返って:
今、この体験記をまとめていて、改めて今回の滞在中のたくさんの出会いが実り多いものであったと実感しています。バンクーバーは子連れでも安心して歩ける、平和で親切で健康志向の街だという印象を持ちました。バスで、シーバスで、道端で、公園で、マーケットで、ちょっとした会話を交わしたカナダの人々は皆フレンドリーでした。ホストファミリー、カメラマンの斉藤さん、ヨガのりょうこさん、サリー先生、デイケアの先生&お友達&そのご家族、皆さんがこのホームステイに対して、単にビジネスとしての対応ではない「ハートのこもった」対応をして下さっていたと思います。そしてそれは全てが、けいこさんのスピリットを投影したものなのだろうと。夏が終わって、子供達もそれぞれ一回り成長しました。カナダでの生活を無事終えたことによって、それが一つの自信につながったのかなと思います。
初めて訪れた外国、カナダは子供達にとって特別な国になるのでしょう。
とはいえ先日、電車内で見知らぬお兄さんの洋服にカナダの国旗を発見して「カナダ、カナダ!!」と騒ぎ出したのにはまいりましたが・・・。

フロムウエストのホームステイのおかげで、素敵な夏を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。いつかまた、行けますように。

【↑フロムウエストより】デイケアから思いがけなく(?)足止めをされてしまったので、ママさんの時間が少なくなっちゃったなと思っていました。が、通常は希望してもだめなデイケアにずっと滞在でき、他の方にはない体験談になりましたね。ありがとうございました。



カナダ親子留学体験談-2008年10月後半の1週間、Oh!さん(ママ)と10歳の小学生が、デイキャンプやクッキング&ESL、S先生の英語レッスン、英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした海外体験談。2度目のリピーターさんです。

親子留学2008-16-s

前回のステイは年末で、クリスマスを楽しんだり、滞在先やフロムウエストのサポートにも恵まれてすっかり現地の魅力に取り付かれ、帰る頃には、また夏休みにでもすぐ来たいと思っていました。ところが気づけば6年の歳月が流れてしまい・・・。この秋、久しぶりのカナダ滞在のために、航空券の手配をしに、近くの旅行代理店に行ってみると・・・なんと、時期を選べば燃油サーチャージ込みでも意外に安い!これにはびっくり、目からウロコでした。
こう言ったらパパには悪いけれど、家族旅行より頭数が少ないぶん当然トータルでは安く済むし、それに、パパが一緒だと、どうしても旅行は、仕事が休みになる夏休みや年末年始、ゴールデンウィークなどのピークシーズン=航空券が割高な期間になりがち。でも、ちょっと時期を外せば、こんなに安く上がるなんて。折からの円高も追い風でした。燃油サーチャージの割高感にばかりおびえていた身には、これらはホントーに嬉しい誤算でした。

日程が決まり、保険などの準備も整え、Kママさんの誠意あふれる対応に支えられて滞在内容もまとまり、出発が近づくにつれ、楽しみな気持ちがつのる一方、気弱な私はだんだんプレッシャーも感じ始めました。何しろ6年ぶりだし、前回は直行便でパパも一緒だったけど、今回パパは来ず、しかも途中、乗継 ぎがあります。ホントに私と子どもだけで大丈夫なんだろうか・・・考えるにつれて、逃げ出したいほどの不安も感じ始めました。でもいざ出発してみると、何事も案ずるより産むが安し(?)当初の心配をよそに、行ってみれば乗継ぎもすごくスムーズ。カナダ入国に際しても、事前のアドバイス通りの問答を経て無事通過、ゲートを出て、出迎えのKママさんの笑顔を見たときには、安堵感でホッとしました。ママ&キッズのみの入国は、入国審査でお決まりの質問があるようなのですが、事前に解答例と、持参しておくと良い書面まで教えてもらっていたので、とても心強かったです。こういったことまでは、大手など他の斡旋会社だと、なかなかできないのではないでしょうか。私が当たった入国審査官の場合、本当に事前のお話どおりのツッコミが来たので、メールで予めお知らせ下さっていた事が役だち、助かりました。

スティ先に着くと、カナダ人のホストマザーが、笑顔で迎えてくれました。気さくで優しい人柄がすぐわかる温かい歓迎を受け、これまた事前の不安は一掃されました。 前回はB&Bで、奥様は日本人という安心感があったのですが、今回は初めてのホームステイ、しかも英語オンリーのお宅ということで、緊張していたのです。おうちはタウンハウスでしたが、静かな角地でお庭もあり、ほとんど一戸建て感覚でくつろげました。地下から2階までと広さも十分、とてもきれいに片付いてて、すっきりとセンスのいいインテリアの所々に、さりげなく和風の小物をあしらってあったり。成人した息子さんは日本に住み英語の先生をされているとかで、とにかく、親日家のご家庭!ほっとしました。

子どももすぐにうちとけて、とてもホストマザーになついていました。普段はどちらかというと人見知りや尻ごみをする子なのに、ホストマザーから、積極的な子と言われるくらい。安心して滞在期間中ずっと、居心地の良さを満喫してしまいました。場所もとても便利で、日本に居るより快適と感じるほどでした。 バスの便がとても良い大通りから、歩いてすぐの閑静な住宅街。バス停からお家までは徒歩2、3分の近さです。バス停前の大型ドラッグストアでは日用品からお土産品まで揃っていて、大抵の物はここで揃いました。通りは商店街で、初日フロムウエストさんに案内していただきましたが、いろんなレストランやカフェ、大きなスーパーマーケット、1ドルショップ(日本の百均のようなお店)などなど、徒歩圏内にあらゆるお店が。オフィスも近く、心強かったです。通りでは季節がら街路樹もちょうど紅葉してきれいだったし、ハロウィン用にディスプレーされたショーウィンドーも楽しめました。バスは本数も多く、乗れば10~15分程度でシーバス乗り場に行けて、バンクーバー中心部にも簡単に出られました。

子どものデイキャンプがあるコミュニティーセンターも、ステイ先から徒歩2、3分の距離でした。送迎を徒歩ですぐにできるのは本当に気が楽です。またそこにはテニスコート、プールやスケートリンクなどもあり、格安で利用できるようでした。残念ながら予定がぎっしりで私は行けませんでしたが、子どもはデイキャンプで、大好きなアイススケートがてぎ、喜んでいました。滞在中は、ホストマザーからクッキングを習ったり、サリー先生の個人レッスンを受けたり、Kママさんたちとハロウィンのゴーストトレインほか、数々の観光など、到底挙げきれないほどいろんな経験をしました。

サリー先生の英語レッスンは圧巻でした。会って話してすぐ、その子の英語レベルと能力、どんなレッスンが必要かを見抜き、確実にレベルアップできる内容にしてくれるのです。とても密度の濃いレッスンでしたが、途中、ユーモア交じりにゲーム感覚の単語クイズなども盛り込み、子どもを飽きさせません。
かなり高度なのでは?と親の目には思える内容も、意外や子どもは食いついていくのです。サリー先生が子どもの力を引き出してくれている手ごたえが感じられ、本当にびっくりしました。

サリー先生からは、相当な頭の良さ、切れを感じました。日本で過去に見てきた英語の先生たちとは全く、いい意味で違った先生でした。こんな中身の濃いレッスンも。(もちろん、私たちが今まで見てきた範囲でという意味で、日本の英語の先生全般を指すわけではありませんが・・・)サリー先生は、単語の語源、慣用句の出典まで遡って教えられる英語力の幅広さ、表現の豊かさ、政治、経済、宗教、歴史などあらゆる面での博識さ、教養の高さにも感服しました。そういった難しいことまで、短時間でわかりやすく子どもに教える切り口も素晴らしかったです。持ち前の頭の良さを差し引いても、このレベルに至るまで、彼女はどんなに勉強してきたのだろう・・・ そのことが、英語のネイティブスピーカーではない日本の子ども達に、より効果的な学習を伝授できる要因なのだと実感しました。

優秀で、努力家で、向上心も強いS先生。そういうS先生も、本職は別。そのためお仕事を終え帰宅してからのレッスンでしたが、畑違いの家庭教師という彼女の適性を見い出したフロムウエストさんにもまた脱帽です。よくぞ見付けてくださった・・・! 滞在期間が短かかったため、わずか3日、6時間のレッスンでしたが、日本に、うちの近所にもこんな先生がほしい、と心底思いました。一方ホストマザーは、どうしたら私たちが楽しめるか、希望を尋ねてくれたり、何をしてあげようかと、あれこれプランして下さったりして、毎日、たくさんのことをして下さいました。車で、時間の許す限りあちこち連れて行ってくれて、いろんな観光地の他、地元の人ならではの穴場も回ってくれたり、お友達のお宅でのスクラブル大会にも参加させていただきました。スクラブルはちょうどS先生にも勧められたばかりで、ゲームを楽しみながらも、良い英語の勉強になったと思います。

こんなにも良くして頂いて、たくさん観光もでき、もしアクティビティー代などとホストマザーから追加料金を請求されても文句言えないかもと思うくらいの内容でした。もちろん請求などは無くすべてご好意。一度気になって尋ねたら、心配要らないって言われましたが(笑い) 実際、私たちのために、かなりガソリンを使ったと思います。お部屋も快適、お食事もさすがクッキングの先生だけあり、朝昼晩とてもおいしかったです。量もバリエーションも十分で満喫しました。前回のホストマザーもお料理上手な方でしたが、今回も・・・ とても恵まれてると感謝しています。残念ながらハロウィン当日までは居られなかったのですが、ハロウィンらしいクッキングの他、少しでもハロウィンらしいことをと、カボチャを買いに連れて行ってくれて、子どもにパンプキンカービングもさせて下さいました。でき上がったジャコランタンにその夜は蝋燭を入れ、雰囲気を楽しみました。

本当にまだまだ書ききれないくらい、たくさんの素晴らしい経験ができました。もともときれいな街のバンクーバー、ノースパンクーバーですが、紅葉の季節ということもあって、どこも絵のように美しかったです。寒さも思ったほどではなく、お天気にも恵まれ、素晴らしい滞在でした。
治安も、おおむね日本の都市部より良いのでは?と感じるくらいでした。母と子だけでもわりあい安心して出歩けて良かったです。もちろん最低限気をつけなければならないのは当然、でもアメリカなどと比べて、やはり銃の心配が無いなど、治安がいいのは子連れには大きいです。
フロムウエストのサポートも万全で、いろんな面でお気遣いいただきました。おかげで安心して楽しく滞在でき、子どもは、もっともっと長くいたいと思ったようです。

最後の日は、まだ暗い明け方に発たねばならなかったのですが、ホストマザーが、窓が開かない私たちのタクシーが見えなくなるまで、寒い玄関先で、ずっとずっと手を振ってくれていました。車窓にはスモークが張ってあり中の私たちは見えなかったはずなのに・・・ ジーンとしました。こんなにも温かいホストマザーのところに滞在でき、フロムウエストにお願いして本当によかった、って心底思いました。

景色や体験に勝るとも劣らない収穫が人のパワーで、いつも気さくで前向きで明るいKママさん、ホストマザーやサリー先生はじめ、今回出会えた全ての方々から、いいエネルギーをいっぱいもらいました。感謝しています。今度は6年も空かないうちに、ぜひまた行きたいと思ってます。子どもはまたすぐに行きたい、夏休み!って言ってますが(笑い) 、KママさんもS先生も、子育て中のワーキングママでもあります。再会して、また御互いの子どもたちの成長を喜べ合えることも、楽しみにしています。      

【↑フロムウエストより】6年ぶりの再会はとても嬉しく、さらにちょうど私も自由な時間が多く取れる時期でした。ところが、ホストマザーのホスピタリティのおかげでとても忙しく、ゆっくりお話する時間がないぐらいでしたね(笑)。ありがとうございました。

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月の20日間、ママと小学生のアントン君がアパートに滞在されて、サマースクールやS先生の個人レッスンを受講された海外体験談。フロムウエスト初!5度目のリピーターさんです。

2008夏・アントンママさんのカナダ留学体験談5回目

親子留学 2008-20

 

私達親子、いや息子の今年の夏は、英語の勉強をしよう!?ということで、色々と考えましたが、治安の事、気候の事等々、数え上げたらきりがないですが、諸事情を踏まえて時に、やはり私達にはここが一番最適だと思い、フロムウエストさんにお願いすることにしました。いつもはホームステイをお願いするのに、今回は初めてアパートステイを申し込みました。滞在先のアパートは、二人暮らしには心地よい広さでとても快適でしたが、たった二人だけという寂しさが最初はあり、チョッピリ心細かったです。今回は、アントンにサマースクールとサリーさんの家庭教師をお願いし、その送迎も結構大変でしたが、バス停近くのアパートだったおかげで、とても効率よく時間を使うことが出来ました。

私達は今回で5回目ですが、初めて!!ということが結構あり、また新たな発見が出来た旅でした。その中でも、地元カナダでシルクドソレイユを見れた事は、ラッキーでした。演目は”CORTERO"とても神秘的かつ感動的なストーリーとメロディーで、子供共々舞台に釘付けでした。来年2月から日本でも全国ツアーがあるということで、再び観れると思うと、思わず”Kさんごめんね”と言ってしまいました。そして、釣りの好きなアントンが、初めてチャンレンジしたサーモンフィッシング。残念ながら、1匹も吊り上げることは出来ませんでしたが、最後の1時間を普通の釣りに変更してくれて、コチやヒラメが次々で釣れ、大満足でした。行きに仕掛けた網にはカニが6匹程かかっていて、これもお持ち帰りさせてもらい、思わぬ食材に大喜び。私にすれば、まさかカナダに来てまで、煮つけや天ぷらを作るはめになるとは思いませんでしたが。。。

初めて訪れた、イングリッシュベイからUBCにつながる海岸線。子供達がウォーターボード!?を乗りこなし、遠浅の海を滑る様は、とても最高!!この次は、アントンに是非とも経験させてやりたい!と思いました。そして、念願だったホットヨガ!!最初はどうなることやらと心配でしたが、通っている間はとても体の調子が良く、特に肌の調子が良いのには驚かされました。心なしか体も軽くなったようで。。。
日本に帰ったら絶対続けなくては!!と誓った私でした。後は、PNEにみんなで遊びに行ったことや、イエールタウン、UBCを訪れたこと、こちらで再会できたお母さんと楽しいショッピングを楽しんだこと等々、数え上げたらきりがありません。

そうそう、斉藤さんに親子で写真を撮っていただいた事!!私達を自然体で今のそのままを残していただきました。アントンも恵まれた環境の中、よく学びよく遊びを実践し、頑張ったと思います。カナダだったからこそ出来た事も多々あり、本人も頑張れたのだと思います。環境の揃った中で生活出来ることは、本当に幸せだと実感しつつ、また来れたら幸せだな~と想像しつつ、普段の生活に忙殺されていますが、困ったときはまた恵子さんの顔を思い出そう!!と思っています。本当に色々とありがとうございました。そしてまた宜しくお願いいたします。

【↑フロムウエストより】はっと気づいたら、アントン君との出会いから何年も経っていて、文字通り初の5度目のリピーターさんです。ちょうど4度目のリピーターさん親子さんも同じ時期にいらしていて、毎年お会いできてとても嬉しいです。ありがとうございました。

 

 

2006夏・アントンママさんのカナダ留学体験談3回目

親子留学 2008-30-s

私たち親子は、今まで冬のカナダしか知りませんでしたが(2004年&2005年)、今回、念願の夏のカナダ!を訪問することができました。今回は、アントンだけ一人のホームステイを2週間程ですが、組み込ませていただき、当の本人には良い経験でしたが、Kさんにはとても大変な日々だったと思います。
本当に色々とお世話になりありがとうございました。私がほとんどいなかったので、 詳しく述べることは少々無理!?かな~とも思いますが、解る範囲で書かせていただきます。7月の中旬に、暑い暑い日本を離れ、一路カナダへ!!何度訪れても裏切られることのない安心感か、今回は特に前日にいたっても余裕綽々で、本当に明日飛び立つの!?と思うほどの私たちでした。偶然にも、道中、学校の友人家族と同じ飛行機ということもあり、リラックスして降り立つことができました。

その後私達は一路ウィスラーへと向かい、そこでアントンの元クラスメートの家族と合流し、楽しい4日間を過ごしました。ウィスラーは、本当に自然に溢れ、日ごろコンクリートの中で生活している私たちには、木々の匂いさえも心地よかったです。ただ、朝夕の冷え込みには、さすがに驚き、慌ててフリースの長袖を買った次第でした。 ここは本当に心を和ませてくれる!そんなやさしい場所です。時間さえ許せばいつまでもいたい!!そんな気にさせてくれました。

そしてバンクーバーに到着した時に、フロムウエストのスタッフさんの顔を見た途端、また帰って来れたんだ!!という喜びを心ひそかに感じました。今回、アントン一人ということで、滞在先は、こちらでもお馴染みのお宅にお願いしました。アントンは、今までに一人のホームステイを何度か経験しているということと、言葉に不自由はしないだろう、ということが、今回のホームステイを決定する最大の理由でもありました。しかし、やはり一人置いておくとなると、私の方が日本に帰っても落ち着きませんでした(笑)そんな中、日ごろ日本では、ついテレビゲームに熱中し、時間を費やしている生活と違って、自然いっぱいの中での生活は、本当に楽しかったようです。私が、迎えに来る日を間違えて彼に伝えていたために、不機嫌になって一人部屋にこもってしまったりしたそうですが、そんな彼をそっと見守っていてくれたホストファミリー達。本当に心から感謝します。

来年はどうする!?と冗談半分に尋ねたら、カナダのデイキャンプには通いたいけど、ママと一緒の方が良いな~と、真顔で答える息子は、体は大きくてもまだまだ子供なんだ!と嬉しいやら可笑しいやらです。そんな素敵な思い出を作ることができたのも、スタッフの方や、周りの皆さんのご協力があってこそだと、本当に感謝しています。Kさんが、大変だった日々を忘れた頃にまた、お願いするかもしれませんが、可能でしたら、よろしくお願いいたします。

【↑フロムウエストより】実はお子様一人の受け入れは初めてでしたが、3度目のリピーターさんで、よく存じ上げていたので、お引き受けしました。全然大変じゃなかったです(笑)。はい、またいらしてくださいね。でも、きっと甘えん坊のアントン君はママと一緒がいい!って言うと思うけど~。

 

 

2004冬・アントンママさんのカナダ留学体験談1回目


親子留学 2008-40-s

★スケート場でサンタさんと。
★プールでサンタさんと。
★市営のプール
★キーマーケットのサンタさん。
★サイエンスワールドで。
★アントン君の初スキー。
★スキー場での案内役は友達のパパ。
★水族館の前で。
★珍しいバンクーバーの雪景色
      
12月15日から約3週間、周りの人たちからはカナダ!!寒いのに何故!?と言われ、一抹の不安を持ちつつも、働く主人を一人おいて、息子と二人で親子ホームステイをしてきました。やはり私も皆さんの体験記を読ませていただいて、ここしかない!!と確信を持ったのがきっかけでした。お陰さまで本当に素敵な日々を過ごすことが出来ました。そんな私達の体験記を垣間見て下さい。          

初めて空港に降り立ったとき、大きな木彫りのモニュメントに見とれながら入国審査を受けるとき、チラッとしか私を見なかった強持ての係官が、息子がたった一言、Hello!と言っただけで、わざわざ椅子から降りて顔をのぞいてHello!と笑いかえしてくれた時、これがカナダなんだと思うと、こっちも何だか嬉しくなってしまいました。お陰で効果テキメン!思わず、これからも最初の挨拶は子供に言わせようかな?とも一瞬思った程でした。到着ロビーでは、フロムウエストのMさんが迎えてくれて、一路ファミリーの待つバンクーバー郊外へと向かいました。

私達のホストマザーは、とっても素敵なママで、一言でいうならカッコいい!!方だったので、惚れ惚れとしたものでした。お料理もとっても上手で、同じ主婦として見習うべき点がたくさんありました。とりわけクリスマスプレートは特に美味しかったです。ターキーの作り方も教えて貰ったので、チャレンジしてみようかな!?と思う程でしたが、カナダの味として残しておきます(笑)。今回のステイでは、子供が7歳ということもあり、結構何でも詰め込んだようなスケジュールだったのですが、今思えばそれはそれで楽しい思い出となり、笑い話です。翌日、一度だけだったのですが、親子で空手のお稽古に参加させて貰い、良い汗をかくことができたお陰で、時差ボケなんて、すっかりなく、元気ハツラツと過ごすことができ、大正解だったと思いつつも、運動不足からくる筋肉痛にしばらく参りました。
 
翌週からは子供は2週間のデイキャンプ、私は英語学校とそれぞれの生活がスタートしました。若い人たちに混じって机につくと、何だか学生に戻った気分になれ、勉強は嫌いだったはずなのに、その雰囲気がとても心地よかったです。この時期ならではのサンタクロースにも、プール、スケート場、ショッピングモール等で、本当に何度も会うことが出来ました。
もう一つのお楽しみ、スキーは雪不足の為12月は出来ずじまいでしたが、1月に入って絶好の天候の下、行ってくる事が出来ました。グラウスマウンテンは20分程で行ける為、ダウンタウンの街並みを見下ろしながら滑る爽快感は何物にも変えがたいものでした。街の向こうに見えるワシントンの山並み、取り分け夕闇に染まる瞬間の美しさは、言葉では言い尽くせないほど素晴らしいものでした。(この時も、筋肉痛に悩まされました。)

クリスマスイルミネーションも素敵で、ダウンタウンの夜景と共に、各家庭のイルミネーションを見てまわる楽しみには、是非また戻ってきたいと思わせる魅力がありました。ホストマザーは、ハロウィーンも綺麗だから見においで!と息子をその気にさせていました(笑)バンクーバーは、バスがたくさん走っているので、子連れの私達も助かりました。特にここの家は、出て5秒でバス停という便利さ!!お弁当を忘れた私に、ママがバスローブ姿で追っかけてくるというハプニングもありました。

水族館、サイエンスワールド、メトロタウン、スペースセンターと二人でウロウロと歩き回りましたが、アントンがショッピングを嫌うので、ゆっくり見てまわれなかったのが残念!今回は本当に天候には恵まれました。ところが最後の最後に大雪が降り、飛行機に積もった雪を拭く順番待ちの為に3時間も遅れるというハプニング付きでしたが、無事帰ってくることが出来ました。

こうして今写真を眺めながら、今回の旅は本当にフロムウエストさんのお陰で、無事、そしてとても充実したものとなりました。たくさんの方達とも出会うことが出来、何物にも代えがたい経験をする事ができましたし、また戻ってきたい!!と思わせる旅でした。今回寂しい思いをさせてしまった主人と共に、またここへ戻ってくることができるのを楽しみにしています。本当に有難うございました。

【↑フロムウエストより】アントン君の英語はこちらの子どもたちに引けを取らないほどで、もちろん日本語もばっちり。しかも、それ以上に感心したのは、すべてのことに積極的に取り組む姿勢とオープンマインド。この母にして、この子あり、とほのぼの親子さんのお人柄に触れた3週間でした。

★キーマーケットのサンタさん。★スケート場でサンタさんと。★市営のプール★サイエンスワールドで。★アントン君の初スキー。★スキー場での案内役は友達のパパ。★水族館の前で。★珍しいバンクーバーの雪景色。★プールでサンタさんと。

カナダ親子留学体験談-2008年7月~8月、Kさんと10才の小学生、7才の小学生、1才7ヶ月のベビーが約3週間、そしてパパさんは1泊、デイキャンプと英語スピーカー宅でホームステイで過ごした海外体験談。3度目のリピーターさんです。

Kさんの親子留学・カナダ留学体験談3回目

 

親子留学2008-60

今回も大変お世話になりました。なかなか帰国後は滞在中と違って、荷物の片付けに、レッスンに、通訳の仕事に、お盆で祖母宅に行ったり、子供たちの宿題を見たりとパソコンを触る暇もなく、忙しくお礼が遅くなりました。こちらは連日暑いです。カナダの涼しさがまるですごい昔のことのような気がします。洋服を片付ける時でさえ、フリースを見るだけでも暑くなりそうな陽気です。

今回はデイキャンプは二人とも1日で、とくに次女にとっては、とても有意義なものだったと思います。実際、通っているときは、ほとんど英語を使わなかったようですが、最後の1週間グランドフォークスの友人宅では、たまっていたのが出たかのように、ずいぶんと言葉が出てきていて、びっくりしました。
さらに、今週、リーディングG1のワークをやっていたら、ずいぶんと良く読めるようになっていました。滞在中はまったく読むことはしてなかったのに、不思議です。

長女は仲良しのお友達もできて充実していたようです。図書館で本を借りて本も何冊か読んだのが自信になったのか、帰国してからは難しいと思っていたチャプターブックを出してきて読んでみようかという気になっています。デイキャンプのプログラムが2人一緒だったのは、長女にとってはマイナスだったらしいですが、場所の便利さからいったら今回はこれでよかったと思います。思ったよりは、ステイ先のお子さんたちとの交流はなく、始めはがっかりしていた子供たちでしたが、こちらから誘うようにしたところ後半は大分なじんで遊んでいました。初めて学生さんもいる大所帯のお宅で、かつネイティブ以外のお宅に泊まったことで、今までのステイとはまた違ったいろいろな国の文化に触れられて良かったと思います。

英語といってもネイティブ英語だけではないこと、多少母語のなまりがあっても、いろいろな国の人と交流できるツールとして英語が使えれば楽しいこと、カナダに住んでいても学生さんも子供もインターの子供も読み書きは勉強して努力していること、今まで聞いたことのなかった国の存在を知り、どこの国の人でもみんな同じ部分があるということ、そういった心の根っこの部分で大事なことを学べたようです。また、年齢が以前と比べて上がったことで、普段当たり前と思っていることやものが、実は他の国ではそうではないこともあること、日本の良さも、カナダの方が良いこともより具体的に考えるきっかけになったようです。学生さんに英語上手と褒められて、たぶん私に褒められたのと比べて数十倍以上の自信になったようです。

サリーさんとは教材についてまとまった時間をとって話すことは、ほとんどありませんでしたが、折々持っている教材を見せてくれて、今後の参考になりました。気を遣わない雰囲気だったので、自炊もしやすく、Mさんとは、いろいろ料理をしながら話をして楽しいひと時を過ごすことができました。小さい子連れの場合は日中家に誰かしらいて、出かけなくても安心で楽しいという意味でSさん宅でよかったと思います。次はまたいつ行けるかわかりませんが、今度は長男にも何か思い出になる旅にできたらと思います。まだ夏も残っており、忙しい日々が続くとは思いますが、お体に気をつけてご活躍ください。

【↑フロムウエストより】 Kさんファミリーは3度目のリピーターさんで、3年ぶりに来てくださいました。今回はまだ小さなボクも一緒です。お姉ちゃん、本当にしっかりしていますね。ありがとうございました。

 

Kさんの親子留学・カナダ留学体験談2回目

 

親子留学 2008-70

ご連絡遅くなりました!帰国してから、荷物の片付けの他、1ヵ月半の間に伸びた庭の雑草採りや家事、子供の学校の宿題の手伝いなど毎日とても忙しくしておりました。あんなに、カナダではのんびりしていたのがまるで嘘のように、自宅にいるとやることが次々に出てくるものです。でもようやく9月に入り、落ち着いてきたところです。本当にこの夏はお世話になりました。今回は前回に比べ、大幅に長い6週間。2回目ということもあり、レンタカーにも挑戦してとても充実したときが過ごせました。

先週、写真を現像したのですが、なんとその数300枚。1ヵ月半の思い出が詰まってました。子供たちも、両親も含めみんなで、おみやげ話に花が咲いております。

こんな点が良かった!

*ステイ先に同じ年の子供たちのいる家庭を探していただけたこと。
いろいろな条件を出すお客さんがいるとは思いますが、譲れない条件はありますよね。
私たちの場合は、同姓で同年齢のお子さんだったので、とてもよかったです。
*ステイ先のお酒や食事の嗜好、ペットの有無などの情報をいただいていたこと。
(もう少し詳しく趣味やお部屋のインテリアなども分かるとお土産の用意がしやすいです)
*デイキャンプが2箇所になり送り迎えが難しい時に毎朝の車をすぐに手配いただいたこと。
本当に助かりました。でもできるだけ私たちのように2箇所にならないほうがベストでしょうね。
*デイキャンプの変更に迅速に対応していただいたこと。普段なら多少のことは様子をみるのですが、今回の場合は極端だったようで助かりました。
*デイキャンプの内容をある程度事前にいただいていたこと。過去にお客さんが入ったことのあるキャンプならより詳しい内容を聞いておくと良いのでは?
*フロムウエストからのフォローの電話や直接会う機会があったこと。
*駐車違反の件の相談やカーシートを貸していただけたこと。
*地図やバスの時刻表をいただいたこと・・・。

【フロムウエストより】2005年、Kさんと二人のお嬢様は6週間、そしてパパさん、おじいちゃま&おばあちゃまは1週間、カナダ人宅と日本人ママ宅でホームステイを体験されました。通訳のKさんファミリーはいつも忙しい合間を縫って、来てくださっています。今年は、おじいちゃま&おばあちゃまもカナダの夏を楽しまれました。本当にありがとうございました。     

 

Kさんの親子留学・カナダ留学体験談1回目

偶然にネットでフロムウエストさんのサイトを見つけて、カナダでホームステイできて本当に良かったと思います。子ども達も遊び尽くしたと言えるほど、毎日元気に楽しく過ごしていました。スタンレーパークでのサイクリング、サイエンスワールドでシャボン玉の実験に選ばれてステージに上がったこと、水族館でイルカや、くじらのショーをみたこと、ビーチに花火を見に行ったり、踊りにいったり、川にハイキングに行ったり。自然を満喫しました。親の私たちは買い物の他にカヤックなど、お天気にも恵まれて楽しくすごせました。デイケアでも先生やお友達とすぐになじんで、ファームや川、ビーチ、プールと毎日あちこち連れていってもらい楽しかったそうです。また、室内で絵の具でお絵かきしたり、粘土したりしたのも気に入ったらしく、帰国してからも家でやりたがってます。

でも、なんといっても良かったのはホームステイで、カナダでの生活をじかに感じることができたことでしょうか。とくに、シンシアちゃんと長女は近い年齢ということもあり、本当に2人で大騒ぎで遊んでいました。一緒にお風呂に入ったり、お庭でバーベキューしたり、プールに入ったりなんてことが実は娘達にとっては、一番楽しかったことなんじゃないかとおもいます。次女もお部屋のトランポリンがとっても気に入って毎日嬉しそうに飛んでました。暖かいもてなしで、親の私たちも本当に快適かつ楽しく過ごせ最高の夏休みになりました。ありがとうございました。ぜひ、また機会があれば、行きたいと思います。今度はぜひ、冬にスキーに行きたいなあと思いつつもお金貯めないとですね!では、また。Kより                                            2003年8月


【↑フロムウエストより】Kさんと二人のお嬢様、そして途中からパパさんも合流し、お薦めB&Bで2003年の夏、2週間、親子ホームステイを体験されました。Kさんの開く英会話教室は、厳しくも(笑)、愛情たっぷりで、通うお子様たちの英語の発音の上手なこと。またいつか立ち寄らせて下さいね。このたびは、本当にありがとうございました。                   

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月末~8月の2週間、Sさんと11才の小学生と7才の小学生が、デイキャンプとアパートで過ごした海外体験談。

親子留学 2008-80-s

実を言うと、行きたかったのは私なのです。アパートに暮らし、自炊し、その国の生活を体験してみたかったけれど、子供がいるからとあきらめていたことが、なんと、子供がいるから実現できること!?だなんて。しかも子供たちはデイキャンプ!?超心配性の私は、とても迷いました。もし子供たちが誘拐されたら?事件・事故に巻き込まれたら??大地震・竜巻が起きたら???だけど、今行かなければ一生後悔する。子供たちの年齢を考えると、一緒に行動できるのは今しかない。アパート滞在はとても迷いました。子供たちはきっと緊張してデイキャンプから帰ってくるだろうから、リラックスできる空間の方が・・・いやいや、ホームステイの方が安心・・・う~ん???

アパートに三人で滞在することを子供たちは怖がるかと思ったけれど、意外に喜んでくれたので、よかったです。最初の一週間は、まず慣れること。方向音痴の私はとにかく歩き回りました。
そのせいで、デイキャンプの子供たちと偶然出会って、みんなに笑われてしまいましたが・・・(笑)海外は初めてで、英語もわからない子供たちでしたが、デイキャンプで友達もでき、ボウリング、図書館、プールと毎日わくわく!!公園の水遊びでは、デイキャンプの友達のみならず、地元の子供たちからも
息子は水をかけられる標的となり(姉の証言)かわいがってもらい(?)ご機嫌でした。息子の誕生日には、Kさんと子どもたちがアパートに来てくれて、チェスを教えてくださり、いい思い出になりました。

デイキャンプのない週末は、バンクーバー市内観光や、野球好きの息子のために大リーグの試合観戦と、盛りだくさん。ノースバンクーバーのあちこちを、バスに乗って、気ままに観光を楽しんだりもしました。翌週には、バンクーバーのいろんな所に行けるようになりました。偶然知り合ったホームステイ経験のある日本人大学生の女の子からも情報を頂き、さらに私たちの行動範囲は広がりました。(この疲れが帰国後にどっと来ましたが・・・)デイキャンプの間、私は観光やショッピング、その日子供たちがデイキャンプで出かけるところを先にこっそり見に行ってみたり、のんびり海をみていたり、食材の買い出しに行ったり、疲れるとアパートに戻り休憩しながらテレビを見たり・・・やりたいことをしていました。

最初、空港に着いたとき、娘は「一週間でよかったのに。なんで二週間にしたん?」と、言っていましたが、帰るときには「もっと、いたいなあ。」写真を見返してみると、子供たちの表情は日がたつにつれ、生き生きとしていくのが、わかります。一週間だと、そろそろ慣れてきたかな~と思った頃に帰ることになるからなのよ。本当にもっといたかったね。ノースバンクーバーの人々はとても親切でした。子供たちにクッキーをおまけしてくれたSUBWAYのおばさん。とてもよく気がついてくれたRED ROBINのウエイターさん。夜、バスで疲れきった息子に席を譲ってくれたお姉さん。Lynn Canyonへ行くのにどのバスがいいのかをとても親切に教えてくれたおばさん。

デイキャンプの時、公園の水遊びの後に友達は息子の手に彼の名前を書き、彼の手に息子の名前を書いて、ずっと手をつないで歩いてくれたと、うれしそうに話してくれました。とてもキラキラした夏休みを体験できました。帰国してから子供たちそれぞれに一冊ずつアルバムを作りました。フロムウエストさん、ありがとうございました。  Sより

【フロムウエストより】デイキャンプの時、お友達になった子がお互いの手に名前を書くなんて、本当に素敵なエピソードですね。貴重な体験をされて・・・私も嬉しいです。ありがとうございました。そしてお誕生日おめでとうございました。チェス遊んでいるかしら。  

 

カナダ親子留学体験談-2008年10月から約2週間、リーフさんと11才の小学生と8才の小学生が英語スピーカー宅に滞在され、ハロウィーンを過ごした海外体験談。(語学学校・S先生の個人レッスン・デイキャンプ・クッキング&ESLも習いました) 

 

親子留学 2008-90-s

2008 ママ&キッズ@ハロウィーン

リーフさんの親子留学・体験談
(2008年ママ&キッズ@ハロウィーン)

アルクの子カタ2008でも取り上げられたことのあるフロムウエストのハロウィーン。留学エージェントであり、旅行会社でもあるフロムウエストならではのお楽しみ100%の特別プログラム。
さて、今年はどんなプログラムだったのかな~。

      午前                        午後 

10/21(火) バンクーバー空港到着 12:00
ホームステイは英語スピーカー宅。コスチューム探しのショッピング、オリエンテーション
10/22(水) 語学学校の場所確認 自由行動(スタンレーパーク)
10/23(木) 語学学校 9-10:30 自由行動(スタンレーパークで自転車乗り)
10/24(金) ママは語学学校 お子様デイキャンプ 9:00-4:00 リーフさんは、Kママとランチ 夜、ハロウィーンの特別おばけ列車
10/25(土) パンプキンパッチ 自由行動(リンバレー) ご長男の9才のお誕生日&ハロウィーンパーティ
10/26(日) 学校のグランドでのパンプキンパッチ 自由行動(ママ&長男→バンクーバールックアウト、ロブソン、長女→ホストファミリーと映画鑑賞ハイスクールミュージカル)
10/27(月) 語学学校 9-10:30 自由行動(グランビルアイランド)夜、S先生の英語レッスン
10/28(火) 語学学校 9-10:30 自由行動(グラウスマウンテン)
10/29(水) 語学学校 9-10:30 自由行動(ポケモンカードを求めてデパートめぐり)
10/30(木) 語学学校 9-10:30 ハロウィーンクッキング&ESL 夜、S先生のレッスン
10/31(金) 語学学校 9-10:30 ハロウィーン(シュガーマムさんファミリー&Kママのファミリー)総勢10名で廻りました。
11/1(土) 自由行動 自由行動
11/2(日) バンクーバー空港出発 12:30発


帰国して1週間。まだ、バンクーバーでの楽しかった日々が頭を駆けめぐっています。英語はほとんどしゃべれないわが子達でしたが、ステイ先のSさんのこども達(可愛い!)とはすぐに仲良しになりました。バランスボールで遊んだり(皆さん、激しすぎてごめんなさい)、トランプでお互いの国のゲームを教えあったり、一緒に絵本を読んだり、折り紙をしたり、ポケモンカードを見せ合ったり・・・とそれはもう、楽しそうでした。学校のある時期でしたので、Sさんのこども達は、習い事などもありましたが、寝る時間ぎりぎりまで遊び、遊びを通して我が子達の口からは少しですが自然に英語が出ていました。
それでも、仲良くなるほどに「つたえられない」もどかしさを感じたようで、特に娘は「もっとサム達と色々しゃべれるようになりたい!」と強く思ったようです。

     
サリー家は、気さくで、特にこども達とたくさん遊べたので、年齢的にまだ落ち着いてない我が家にはよかったと思います。ホストマザーは忙しい中、こども達のために絵本や、教材、DVDを選んで貸してくれ、3回ほどレッスンをしてもらいました。娘は全く読めなかったのですが、だいぶ読み方になれ、帰国してからは、お気に入りだったチャンツの歌詞を自分で読み、CDに合わせて歌っています。連れて行ってもらったパンプキンパッチでは、畑一面オレンジ色のパンプキン、パンプキン、pumpkin・・・・!見たことのない光景にただ、ただ感動!こどもに「ママ、将来(・・・ん?)カメラマンになれば?」とあきれられるほどシャッターを切ったのでした。
       
平日は朝からダウンタウンの語学学校で親子別々にレッスンを受け、それから午後は親子で近くを観光をしたり、買い物したり・・・こども達が帰宅したら一緒に遊ぶ、という毎日でした。一日は、地元のデイキャンプに参加しました。丸一日、クラフト・クッキング・ゲーム・スケート・・・と盛りだくさんのアクティビティは楽しかった様です。特にアイススケートは、初体験ながらリーダーのお姉さんにほめられたらしく、「毎日通いたい」と言い出す始末。そして、デイキャンプの時に他のフロムウエストのお客様といらしていたホストマザー&クッキングの先生に、一日、親子でクッキングレッスンをお願いすることになりました。日本びいきなメアリーは、こども達にわかりやすい英語で優しく丁寧に教えて下さいました。こども達も夢中で、指のかたちがリアルなクッキー、ブラウニー、ライスクリスピーのお菓子は、どれも大成功!!
                   
ハロウィンの当日はまさに圧巻!でした。朝から道行く人たちもウィッグを着けたり、中には全身コスチュームできめる人(大人です)も多く、店員さんも、スーパーマン・モンスターだったり・・・・とにかく、平日ながら街全体が、ハロウィンを楽しんでいる印象でした。こども達はパイレーツとウィッチのコスチュームでショッピングセンターを歩き回り、たくさんお菓子をもらいました。・・・・・・そして夜6時過ぎ。暗くなった住宅街をみんなでにぎやかに回りました。初めての経験にこどものテンションは上がりっぱなし、大興奮のtrick or treatでした。2時間は歩いたでしょうか?何件訪ねたか、わからないほどですが、ハロウィンの飾り付けに凝っている家が多く、一緒にみて回るだけで大人の私も楽しい経験でした。
           
こどもが小学生の今のうちに「異文化体験」をさせたい、という私の思いから始まった今回のステイでしたが、こども達にとって宝物になるに違いない体験ができたばかりでなく、日本とは違う文化・環境に身を置いた我が子の順応性・たくましさに驚き・・・、これもわたしには予想外の大きな収穫でした。
2週間の滞在で親子でバンクーバーがすっかり好きなってしまいました。娘は今度は「一人で行く」と大胆発言していますが、親子でまた、行きたいなあ。そのときは宜しくお願いします。最後に、フロムウエストさんのフォローには心から感謝します。
        
【↑フロムウエストより】ママ&キッズ@ハロウィーンです。ちょうどボクのお誕生日だったので、ハロウィーン&お誕生日の面白おかしく楽しいパーティになりました。おめでとうございます、そして、ありがとうございました。

 

カナダ親子留学体験談-2008年7月~8月、MFママさんと11才の小学生が、英語スピーカー宅でデイキャンプ&ホームステイを体験され、その後、ご長男(15歳の中学生)とおじいちゃま・おばあちゃまが合流され、アパートやバンクーバーのホテルで過ごした海外体験談。

親子留学 2008-120s

 

ご無沙汰しております。バンクーバーでは大変お世話になりました。帰国して、あっという間に私は仕事が始まり、小学校の2学期が始まりました。長男の学校は二期制なので、9月いっぱい夏休みのため、家族の中でただ一人、まだだらだらと暮らしています。次男はすっかり、カナダびいきになっていて、最初は泣いたデイキャンプも、また絶対参加したいと言っています。 またお子さんとも仲良くさせていただき、どうしているかなあと懐かしく思い出しています。

普段は、ばたばたと忙しく暮らしているのですが、今回は本当にステキなカナダステイが実現して、本当にうれしく思っています。ただ観光するのではなく、バンクーバーでちょっとだけ暮らしてみたいと思いたち、計画していた事のほとんどを経験することができたのは、フロムウエストさんのヘルプがあったからだと思っています。父の長い話にもお付き合いくださって、ありがとうございました。会社でも、今回の旅の話をすると、私と同じような立場の後輩ママ達が、 とても興味を持って、あれこれと質問してきます。子連れで海外ロングステイは、非常に魅力を感じているのです。みんな45歳時のリフレッシュ休暇を、てぐすね引いて待っているので、近いうち、誰か紹介するかもしれません。

ちょっと贅沢かな、と思ったリムジンも日本ではなかなかお目にかかれない代物でしたし、スタンレーパークの自転車の爽快なこと、ホストファミリーにもよくしていただきました。それにブックオフ!バンクーバーまで行って、日本の漫画をあんなに買うってどういうことでしょう。それにウィスラー!本当にステキでした。今度は雪のシーズンにウィスラーでスキーができたら、どんなに良いかと思います。ちょっと思い出しただけでも、こんなに盛りだくさんです。実は、この旅のプレゼンを英語でやってくれないかと会社で言われており、青くなってます。

絶景といわれるような美しい景色の写真もたくさん撮りました。ああ、また現実逃避したくなるような、日常の暮らしが始まってしまいました。今回の旅は、誰一人病気も怪我もなく、楽しく過ごすことができ
ラッキーだったと思います。また、こんな旅行がしたいなあ。できればすぐ、したいなあ。そのためには、働かなくちゃね・・・・悲しい現実。でも次の旅の計画でもして、元気を取り戻すことにします。
それではまた。

【↑フロムウエストより】子ども達は年頃も近かったので、仲良くしてくださってありがとうございました。ブックオフで購入された漫画も帰りにはいただいてしまってすみません。ご家族でいらしてくださり、ありがとうございました。


カナダ親子留学体験談-2008年8月末から10日間、NKママさんと4才の幼稚園児&1才のボーイズ、そして幼稚園仲間のK君(4才)とグランマが、デイケア&英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした体験談。

親子留学 2008-200

きっかけ
事のはじまりは、4月。息子の英語教室で一緒のK君ママからのお誘いで、この夏に一緒に親子ホームステイをしよう!ということになりました。2家族一緒の場所にステイできて、子供達はデイケアに通えるところを探していたところ、フロムウエストのホームページに出会いました。人数が多くても、また、小さい子連れでも、対応してくれて、いろいろアレンジも可能!ということで、すぐにメールを出しました。するとすぐに返事がきて、2家族に同じ家にホームステイ!できるとの回答!フロムウエストにお世話になる事にしました。たぶん、K君ママのお誘い、そして、フロムウエストに出会わなかったら、親子ホームステイは考えられなかったでしょう。

日 程
8月21日(木)からの10日間 
メンバー
NKママ、YUTO(4歳) YOSHI(1歳9ヶ月)、K君(4歳)、K君おばあちゃん
いろいろあって、この5人のメンバーで行ってきました。
 
英語力はほとんどナシ・・・NKママの英語力はほとんどナシ。子供達は、英会話教室に通っているものの、ABCが言えて、ジェスチャーで聞かれたことにYES, NOが言える程度です。デイケアに通えるか不安でした。K君おばあちゃんは、英語はだめだから、NKママを頼りに行くからね、といってくださって、NKママはドキドキでした。あわてて、英会話教室に通いました・・・が、すぐにはしゃべれるはずもありません・・・海外旅行は何度か行きましたが、なんせ15年以上、英語に触れることはなく、過ごしてきて、いきなりホームステイ!なんて!!なんていい度胸だ、と主人にいわれました・・・。でも「ホームステイ直前英会話」の本と、電子辞書を片手に、単語を並べて、バスも乗れたし、目的地で降ることもできたし、買物もできて、よかった!!です。なんだか変な自信がついてしまった・・・

デイケア・・・ バンクーバーに到着したのが木曜日でしたので、時差ぼけがあってはと思って、翌週の月曜日から5日間でデイケアに通いました。子供たちの通ったデイケアセンターはバス停の近くですが、周りに川と木立があり、ちょっと森の中にあるような、こじんまりとしたデイケアセンターでした。デイケアの初日が、ちょうど、デイケアセンターのオーブン3周年記念で、お迎え時にバーベキューパティーがあり、ホットドック、ハンバーガー、サラダ等、最後にはケーキにおもちゃのお土産もあって、子供達は大喜びでした。つかみはOKと思っていたところ、2日目からは、我が家のYUTOは行きたくないと大泣き。K君やK君おばあちゃんの励ましもあって、どうにか5日間、休まず通う事ができました。後から聞くと、お昼寝タイムがり、それがイヤだったようです。また、おやつも日本から持っていったおやつは、NOと言われ、ランチに持っていったフルーツをおやつに時間に先生が用意していたようで、本人としてはちょっと不満だったのでしょう。英語が話せないYUTOとK君ですが、デイケアの先生方に子供達はどうでしたか?と聞くと、問題ないよ!と笑っていってくださり、とても安心しました。本当に先生方に感謝します。

写真撮影・・・撮影はLonsdale Quay Market付近でおこないました。 ほんとうに素敵な写真の数々で、とても良いバンクーバー旅行の記念になりました。また、斉藤カメラマンがとても素敵!紳士で、ユーモラスでやさしくて、子供が自然に遊んでいる間に撮影され、たのしい時間でした。 

気 候・・・夏の終わりで、バンクーバーの最高気温は、16度から23度と幅があり、日本の猛暑から着たら、とても寒く感じ、洋服が難しかった。重ね着で、半袖、長袖シャツ、長袖Tシャツ、長袖ジャケット。朝晩はフリースもきました。パジャマも冬物を持っていきました。ちなに私は寒がりです。出かけるときは、リュックの半分は洋服・・朝、夕方は肌寒く、小雨が降ったりすることもあるので、折り畳み傘も必需品でした。子供達はレインコートを着ました。

ホームステイ・・・子供達にとってはじめてのホームステイ。S宅に到着すると、子供達はすぐに打ち解け、ちょうど、YUTOもK君も大好きな汽車のおもちゃがあり、みんなで、レールをつなげて楽しそうに遊んでいました。その様子をみて、とても安心しました。また、S宅はホームステイの受け入れに慣れていらっしゃるようで(私たち以外にも2人ステイしていました)、お客様扱いでもなく、また、無関心でもなく、共同に生活しているという感じで、それぞれが自分達のペースで過していて、とても居心地がよかったです。残念なことは、もっといろいろおしゃべりしたかったこと。子供を寝かせていたら、自分まで寝てしまって、起きたら12時?ってことがしばしば。ゆっくりおしゃべりする暇もなく、帰国することになってしまったことはちょっと残念でした。あと、ホストファーザーのベンがとても料理上手なことにびっくり!帰国前の夕食はターキーのグリルで、ソースも手作りで、とてもおいしかった!

最後に
出発するにあたり、K君おばあちゃんが、「大人2人で子供3人を見るのだから、NKママ心配しないで、大丈夫よ」、と心強い励ましと、主人の理解と協力、大きな精神的サポートがあったこと。また、フロムウエストのきめ細やかなサポートがあって、子供達を連れて海外旅行に行ってくることができました。 この時期の子供達と共に、二度とない素敵な体験、経験ができました。本当にありがとうございました。そしてお世話になりました。いままで、英語から遠ざかっていた私ですが、今はすっかり英語にはまっています。もっとしゃべってみたい!また、子供達も英語が好きになってほしいな~と思って、フロムウエストで購入したDVDを毎日、見せています。その効果がでるのはいつでしょう??

【↑フロムウエストより】総勢5人でしたが、カナダ生活を楽しんでいただけて嬉しく思っています。NKママさんもK君のグランマもとても前向きで明るい方たちで楽しかったです。ありがとうございました。


 

カナダ親子留学体験談-2008年10月31日(ハロウィーン当日)から5泊、シュガーマムさんとパパ、そして10才の小学生&9才の小学生が、語学学校・S先生のレッスン&バンクーバーのホテル、英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした海外体験談。

2008 パパ・ママ&キッズ@ハロウィーン
           

親子留学2008-300

こんばんは。今日はずいぶん時差ボケもなおりました。改めて、今回は大変お世話になりました。5日間はほんとうにあっという間でしたが、子供たちにとっても貴重な経験がたくさんできました。次女は、あのうどん以来好き嫌いなくご飯をたべるようになり(笑)、人見知りが豹変したように、積極的になりました。(あのうどん、ですか・・・。バンクーバーのご滞在先近くのフードコートで日本食の天ぷらうどんを注文したはずなのですが、コンソメスープのだしに、どんぶり3倍分ぐらいの天ぷらが来ちゃいましたね・・・)

         
語学学校も楽しかったようで、毎日行けばよかったと言っていました。サリー先生のお宅では、お仕事でお疲れのところ、1時間以上もレッスンしていただいて、しかもそのあと、いろいろ教材のアドバイスをしてもらい、とてもありがたかったです。本当は、もっと教材を買いたかったのですが、日本での生活のなかで、どれだけこなせるか不安だったので、少しずつやってみようと思います。また、ホームページにもお邪魔させてくださいね。                  

サリー先生のレッスンを毎日受けたら、すごく英語が上達するでしょうね。学ぶことの基本は、子供たちに自信をつけさせることということを改めて教わった気がし、とても感謝しています。少しのあいだ、ガミガミ言わないですむかも。Don't have to be perfect. Don't rush!というサリー先生の言葉で、私自身、楽になりました。家族全員、今回の旅をフロムウエストさんにお願いしてよかったなと感じています。ぜひ、また訪れたいです。お役にたてるかわかりませんが、教室の生徒さんにも、いろいろお話していきますね。フロムウエストさんのことを知ったとき、こんなプログラムがあるなら、子供たちがもっと小さい時に連れて行きたかった。年齢的にも今回が親子で行くには最後になるかも?などいろいろ考え思い切って恵子さんに、連絡させていただきました。

でも、子供たちがこの年だからこそ得たものも多く、無邪気にハロウィンを楽しむ一方で、日本とカナダというそれぞれの国を、自分たちの持つ知識でしっかり見つめることができたことを、親としてうれしく思います。今後この経験が彼女たちの進む人生の中できっと大きな経験になったことは間違いないと、実感しています。本当に、ありがとうございます。これからも、時々メールさせてください。

【↑フロムウエストより】いつでもどこでも笑いの絶えないファミリーで、お蔭様で笑いじわが増えてしまいました。5泊でしたが、時差ぼけなし、早朝から遅くまで、よく遊びましたね。すごいパワーでした♪また笑わせに来てください。ありがとうございました。


 

カナダ親子留学体験談-2008年9月に8泊、はるっちさんと、パパと5才の幼稚園児がデイケア&英語スピーカー宅でのホームステイで過ごした海外体験談。

 

親子留学-2008-400

■始まりは・・・

FromWestの存在を知っていたので、いつか親子留学素敵だわ~と夢見ていましたが思い立ったら行動は早かったです。7月になっても8月になっても夫の夏休みが取れそうな雰囲気がない中、私は自分の会社から早く夏休みを取るように毎週催促されており、しょうがないので9月に夏休みの予定を入れたら見事連休と重なって11連休に!こんなに休めるのに日本にいるのはもったいなーい、と思ったその瞬間、会社からフロムウエストに問い合わせのメールを書いていました。対応の早さに私の行く気はますます盛り上がり、あっという間に母子海外旅行が決定しました。Kママはいつもメールの最後に「安心していらしてください」と書いてくださり、それが魔法の言葉のようで本当に母子2人でも大丈夫そう!と思うことが出来ました。結局、出発2週間前に急に夫も休めることになり、めでたく家族全員でいけることになりました。出発直前に息子が熱でダウンしてしまい、一時はキャンセルも頭をよぎりましたが、なんとか復活し、出国までに間に合いました。
       
■初めてのバンクーバー

家族全員、初めてのバンクーバーでした。ホストファミリー宅は緑あふれるノースバンクーバーにあり、あたりにリスがちょろちょろいるし、空気は澄んでいて気持ちいいし、家の前にはとっても大きな木があって最高の場所でした。ホストマザーはとっても気さくで接しやすく、折に触れて色々な教材(自分の子供に使って成果が出ているので間違いなし!)や勉強方法を教えてくれ、私もいい刺激になりました。
お手伝いさんは明るく陽気で料理がとっても上手で、出国前は「夕飯はせっかくだから外食する?」なんて言っていたのに、結局すっかり毎食おうちで食べていました。到着した直後はお子さんたちが遊んでいるのを遠巻きに眺めていた息子でしたが、気づけば自分から積極的に輪の中に飛び込んでいました。特にガブリエル君は息子と同じ5歳だったので毎日家に帰ってくると、二人でつるんでなにやら面白そうな遊びをしていました。

日本にいるときは英語を話す機会もなかった息子でしたが、ガブリエル君と遊びたい気持ちが大きいおかげで「お母さん、xxxは英語でなんていうの?」と1日に何回も聞きにきて、英語での言い方を教えると、何とかそれを覚えてガブリエル君に伝える、ということを繰り返していました。週に1回英語教室に行っているくらいで、殆ど話せない状態でしたが、帰る頃には「I'm coming!」などと短い英語が口から飛び出していたので、その変化を見れて楽しかったです。
       
■なにをしたかというと・・・

1日目:アメリカで乗り継いでようやく到着(息子は機内で殆ど寝ず、最後の最後で爆睡)ホストマザーがリン渓谷に連れていってくれました(私は眠る息子を担いで山登り・・・)高所恐怖症の夫がぎりぎり耐えれるくらいのつり橋があり、マイナスイオンあふれる素敵な場所でした。

2日目:息子はデイケアへ。時差ぼけで朝4時から起きていたこともあり、着いたとたんに大泣きとなってしまいましたが、ここで止めると性格的にもう二度といかなそうだったので、1日預けてみることに。夫婦はKさんにダウンタウンまで連れて行っていただきました。午後3時に息子を迎えに行くと、先生から「最初の15分は泣いていたけど、その後は大丈夫だったわよ」と心強いお言葉。

3日目:息子は再びデイケアへ。夫婦はその間、ロイヤルパークショッピングモールへ。1時に迎えに行き、この前寝ていた息子のために3人で再びリン渓谷へ。天気もよく、大自然に息子はかなり興奮。その後、家に帰って夕方からマリテス、ガブリエル、同じくステイ中のスペイン人の女の子と共に近所の波のプールへ。激しく揺れる大波に全員大興奮。

4日目:息子はデイケア3日目。そろそろ慣れた感じが!1時に迎えに行き、そのままスタンレーパークへ。水族館へ行ったり、子供椅子付きの自転車をレンタルして、スタンレーパークを海沿いに一周サイクリングしたり。今日もお天気で気持ちのいい一日でした。

5日目:デイケアはお休みし、Kママにチャイナタウンの飲茶に連れて行っていただきました。地元の方しか来ないような場所で、味はとってもおいしかった!この日以降、息子に毎日「またあの飲茶食べたい」といわれる羽目に。その後、3人でサイエンスパークへ。散々遊んだ後、サイエンスパーク裏から出ている小さな屋根つきボートに乗ってグランビルアイランドへ。

6日目:息子はデイケア最終日。その間に大人はメトロタウンのトイザラスへハロウィーン衣装の物色に。息子の好きなスターウォーズも種類がいろいろあったので、また一緒に来ることにして3時に迎えに行くと、「今日は楽しかった!」と。あ~、良かった。デイケアでお散歩に行った場所を再び3人で歩いていったりしました。夕方、フロムウエストの事務所にお邪魔し、色々な教材を見せていただきました。サリーさんお奨めのDVDなどを購入。
     
7日目:やっぱり観光名所には行かなきゃ、ということで、小雨降る中、キャピラノ渓谷へ。高所恐怖症の夫はひーひー言いながらつり橋を渡っていました。沢山小さなつり橋もあり、森の中を空中散歩するようで楽しめました。

8日目:本日最終日。3人でメトロタウンへ。でも2日前には沢山あったはずの衣装が殆どなくなっていてショック!ダースベーダーのライトセーバーだけ買って外へ出ると、降っていた雨が止んだのでチャンスとばかりに、グラウスマウンテンへ。きこりさんたちのショーも楽しかったし、ゴンドラからの眺めは最高でした。

9日目:早朝4時に出発。Sさんはリビングのソファーで寝ていてくれて、出かける前に最後の挨拶が出来ました。
        
■帰国後・・・
帰国してからあっという間に1ヶ月経ってしまいました。あの緑あふれる街で過ごした10日間が夢のようです。今回の旅行の大きな収穫は、息子に「英語って使う機会があるんだ!」と思ってもらえたこと。これについてはガブリエル君の存在がとっても大きかったです。あと、初日にサリーさんから「息子が時差ぼけで夜中に起きたらこれを見せなさい」と渡されたDVDの効果は絶大でした。フォニックスを面白おかしく教えてくれる教材で息子はすっかり虜になり、フロムウエストさんの所で買って帰ったのですが、日本に帰っても毎日見ています。おかげで今、息子は簡単な英語の本が一人で読めるようになっています!親が一切教えてないにもかかわらず、なんて手間がかからず効果の上がる教材なんだ!と夫婦で大絶賛。おまけに英語のまるでダメな夫までもが息子と一緒に見たら読めるようになりました。これは本当にすごい教材ですね。
       
最後に、フロムウエストさんには本当にきめ細かいサポートをしていただき、感謝感謝です。普通の旅行とは一味違う、人との係わり合いを多く持てる滞在が出来たのも、Kママのアレンジのおかげです。息子は帰国して以来、「次はいつカナダに行くんだ」と連日のように聞いてきます。デイケアもまたいく!と言っています。こういう旅なら何回でもしたいな、と思いました。また機会を見つけてお世話になりに行きます。その時は宜しくお願いしまーす。

【↑フロムウエストより】どっぷり地元に浸かるそんなステイがフロムウエストの目標とするところ・・・。感じていただけたら嬉しい限り。夏の忙しさが去った後でしたので、いろいろお話が出来て楽しかったです。ありがとうございました。


カナダ親子留学体験談-2008年7月~8月末まで約2ヶ月間、Tokomamaさんと7才の小学生&4才のガールズが、デイケアと語学学校、英語スピーカー宅でのホームステイ/アパートで過ごした海外体験談。

親子留学2008-600

 

日本も10月にはいり、ようやく本格的に涼しくなってきました。「日本の秋の涼しさとバンクーバーの夏の涼しさは、種類が違うね~」なんて、子供たちと話しているところです。   
親子留学はお子さんの英語教育が目的でいらっしゃる方が多いらしいのですが、うちの場合は、いずれは気候のいいところに家族で移住したいと考えていたこと、その候補としてのバンクーバーの生活を一度体験してみたいという気持ちから始まりました。

あと、いっこうに上達しない私の英語を鍛え直し、日頃の多忙な生活から離れて少し長くリフレッシュしたいという目的もありました。そのために、あまり乗り気でなかった子供たち(長女7才と次女4才)を付き合わせた、というかんじです。

最初の3週間はノースバンクーバーの英語の先生のお宅にホームステイ、その後はアパートに滞在しました。平日は子供たちを朝8時から夕方5時ごろまでデイケアに預け、わたしはヨガ・スタジオに通い朝ヨガ。午後からはバスに乗ってロンズデールキーやダウンタウンに行ったり、住宅地も見て回ったりました。歩き疲れたらカフェでお茶を飲んで海を眺め、カモメを眺め、人の行き交いを眺めていました。日本で仕事と育児に追われていると絶対にかなわないような、贅沢な時間です。街の成り立ちをだいたい覚えた頃に、紹介してもらった英語学校に通い始めました。

ホームステイもヨガも英語学校も楽しく、いい思い出になりましたが、なんといっても住む街としてここは私の理想に近い街でした。ヨガ・スタジオもショッピング・モールもデイケアも、生活に必要なところはたいてい徒歩圏にあります。車がなくてもバスに乗れば、ダウンタウンにはもちろん、スタンレー・パークやお洒落なスーパーマーケットにもすぐに行けます。また、坂の上に立って北を見ると深く美しい森、南を見るとダウンタウンのビル群を臨む碧い海、素晴らしい景色を見るたびに心が洗われるようでした。

また、バンクーバーの人々はのんびりしていて温かいという印象がありました。アメリカなどとはまた違ったリベラルな様相もさまざまな場面で感じました(アメリカ人とは一緒にされたくない、という気持ちをみんな強く持っているように感じたけど、違うかな?)。バスにお年寄りや子供が乗ってくると、みんなが我先にと席を譲ったり、体の不自由な人に対しても競うようにして手助けをしたり・・・。ひとりひとりが福祉国家カナダ人としてのプライドを持っていて、弱い者はみんなで守っていこうという気概が感じられました。

英語習得について言えば、カナダではみんながスタンダード・イングリッシュを話すというイメージが強かったのですが、それは間違っていました。私は街を歩くときになるべく人々の会話に耳を傾けるようにしていたのですが、英語じゃない言葉が聞こえてくる確率の高いこと!中国語、韓国語、フランス語、スペイン語・・・。改めて、移民が多い街なんだな~、と実感。子供たちのデイケアだって、オーナーはイラン人で、先生の半分以上がペルシャ語を母国語としているから、先生どうしが集まるとペルシャ語やフランス語を話しています。先生たちの英語が怪しいと思うこともときどきありました(笑)。

しかし、バンクーバーの街じたい、住んでいる人たちはみんな各国語のアクセントに慣れていて、理解が早いのです。きれいな英語が話せなくてもカナダの人は寛容だよ、と言われたことがあるけど、この移民の多さを思えば納得。寛容もなにも、そうでなきゃやっていけない、というのが実際のところなんでしょう。

   
こちらに各国の友達がいないので実際にはわからないんですが、言葉だけじゃなくて、各国の習慣や生活様式に関してもそれぞれが干渉することなく尊重し合っているんだろうな、ということは容易に想像できます。

そんな環境は、子供にとって「スタンダード・イングリッシュの習得」という目的には、あるいは理想的でなかったかもしれませんが、でも私は子供たちの情操教育という点ではむしろ理想に近かったと思います。まず、世界にはいろんな言葉を話すいろんな人種がいることを肌で感じ取れるということ。また、英語はそういう人たちがコミュニケーションするために必須ではあるが、そのツールにすぎない、ということが自然に受け入れられるのです。日本人はとかく「ネイティブみたいに発音できなければ恥ずかしい」「正しい英語を使わなければバカにされる」と思いがちですが、そういった考えからも容易に解放されると思います。


実際にうちの子供たちも、英語はほとんど何も知らない状態で行ったのですが、言葉のわからない娘たちにも周囲は本当に温かく接してくれました。デイケアではそれなりに友達もできて、心から楽しんでいたようです。特に上の娘は、大好きなお友達ともっとコミュニケートしたいから、もっともっと英語うまくなりたい!という意欲だけは満々で帰ってきました。それだけでも、子どもたちの将来に何かを残せてやれたのかなと思っています。

最後に、子供ふたりを連れて一人で海外になんて・・・と不安だった私が、やってみればなんとかなるんだ、と自信がついたことも、今回の旅行の大きな成果です。

もちろん、知り合いが一人もいない状態で行ったバンクーバーですが、フロムウエストさんがまるで昔からの知り合いのように接してくださり、なにかと相談にのってくださったことも、安心して向こうで過ごせた大きな理由です。本当にどうもありがとうございました。

【↑フロムウエストより】Tokomamaさんの行動力には私もびっくり。あっという間に、街の隅々まで把握していましたね。いつも世界の中で住みたい町のトップに選ばれるバンクーバー。「でも物価高いですね~」とおっしゃっていたのが印象的でした(笑)。確かに・・・。そして、現在バブルがはじけてしまったような状態で、お家のお値段ちょっと下がってきましたよ。いつか引っ越してきてくださいネ♪(2008.11)。ありがとうございました。