2011年8月に両親を引き連れ初の親子留学に行きました。
うちの両親も子供たちも初海外!せっかく行くなら地元の生活を体験させてあげたいと思い、電車やバスを使って移動したり、日本のツアーでは味わえない経験させようとしたのですが。。。
両親にはかなり刺激が強すぎたみたいでした。周りを見ても英語ばっかりでわからない言葉しか聞こえないので、かなり不安になったみたいで夜中にうなされたりしてたいたそうで、無理させすぎたかなぁと反省しました。後半は少し慣れたのと、子供たちの送迎の間など、ホテルで休みながら無理させずに観光したので、落ち着きを取り戻し、バンクーバーの良さを分かってもらえたかなと思います。
子供たちにとっても初の海外でしたが、さすが子供たちは順応性が高いだけあって、初めてながら十分楽しんでいました。(日本では)週に1回だけですが、英会話のレッスンに行ってるので多少は外国人に抵抗がないのもあると思います。デイキャンプでは、初日は二人ともかなりナーバスになって緊張していましたが、お迎えに行ったら楽しかった~と笑顔で話してくれました。
7歳の長男は、毎日プールや公園で遊んだり、いろいろな生きものを見せてもらったりと、楽しく5日間過ごせたようです。今年は異常気象で夏にしてはかなり寒く、長袖を着てても汗をかかないくらい涼しかったのですが、プールや海に入っても体調も崩さず元気に通えたのは、3年間幼稚園に毎日歩いて通い、帰りには公園で友達と暗くなるまで外遊びして体力がついたおかげだと思います。お友達もできて英語もちょっと話したと言ってたのですが、よく聞いたらYesとかThank you!とかの片言だけのような感じでした。言ってることはわかってるようなのですが、どこまでわかっているのか。。。頭の中をのぞいてみたいです。
3歳の次男は、クラスの中で最年少の上、他の友達より体も小さいのもあって、毎回かなり疲れたらしく帰りのバスの中では、いつも寝てしまっていたようです。MINI Explorers
とは言えどもかなり歩くようで、もっと体力をつけておけばよかったと思いました。上の子と違って、日本でもすぐに疲れて抱っこ~と甘えていたので、これからは英語も体力も頑張らないと!!です。クラスには日本人の女の子が一人いたのと、リーダーの人の中にも、母親が日本人のハーフの方がいたので、言う事が通じなくて困ったりしたことはなかったようです。4月から幼稚園に通いはじめたばかりなので、一人で知らない所に行くだけでもかなりのプレッシャーがあっただろうから、次男にとっては日本語のわかる人がいるのもありかなっと思いました。初めての体験で嫌な思いをすると、英語に対してもモチベーションが下がるので、楽しい思い出になる事を一番の目標にしていたので、その点では二人とも達成できたと思います。
宿泊は両親もいるのでキッチン付のホテルにしました。立地条件もよく、部屋はとてもきれいで広く、ホテルのスタッフの方も気さくな方たちで、とても快適でした。ただ、小さなバルコニー付の部屋で、大人だけなら素敵~っと思うのですが、テーブルと椅子が置いてあり、下の子でも椅子に登れば柵から軽く乗り出せ、18階から真っ逆さまに落ちる危険があり、子連れの親にとってはうれしくない特典でした。鍵も子供でも簡単に開け閉めできるものだったので、鍵の隙間に紙を挟んで開けれないようにしいてたのですが、けいこママがホテルの方に交渉して下さり、なんと業者の方が来て、鍵自体をそっくり交換して誰も出られないようにしてくれました。ここまでしてくれるんだ~とビックリし、フロムウエストさんの交渉術に頭が下がる思いでした。おかげでその後安心してホテル生活を送れ、とても感謝しています。
手続きが終わればそれでおしまいの業者と違って、長年子供の留学を世話しているだけあって細かな事にも気を配れるフロムウエストさんなら、安心して子供留学も任せられると確信しました。子供も私も今回より英語も体力もレベルアップして二度目の留学めざして頑張りたいと思います。その時はまたよろしくお願いします。
【母の独り言】
(親子留学の体験談というより私の個人的な感想ですので、掲載しなくてもいいです。)
最近の日本の若者は内向き傾向にあるとよく話題になっていますが、バンクーバーに来て本当に目の当たりにした感じです。
以前私が留学していた頃は、日本人がたくさんいました。多ければいいというものではないのですが、道を聞いたカナダ人に韓国人と間違えられるくらい日本人の存在が薄れてるんだと思うと少しショックでした。
T/Cの両替の為にいろいろな銀行に行ったのですが、ほとんどの銀行にはインド系の女性がいました。奥に座っている上司っぽい人に特にインド系の方が多く、IT業界にインドの人が躍進し日本人は押され気味なのは聞いていましたが、私が立ち寄ったほぼすべての銀行にインド系の人がいました。以前は日系の人もいたはずなのに、今回一人も見なかったのは残念です。
このままでは、携帯だけでなく日本自体がガラパコス諸島になってしまうのではないかと危惧してしまいます。
今の日本は震災や台風の被害で大変な時期だけど、こんな時期だからこそ外を向き幅広い視野を持って物事を考えなければならいんじゃないかと思います。
そして国際社会に取り残されることなく日本が発展するためにも未来ある子供たちが世界でどんどん活躍できるようになればと思います。がんばれ日本!がんばれ日本の子供たち!
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