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ユッコママさんの親子留学・体験談2回目

今回2度目となる親子留学inバンクーバーは、私と3boysそしてグランマの5人で、アパート滞在ということになりました。
アパートはとても広く、何もかも完備されていて、11日間何不自由なく過ごすことができました。
でもさすがに炊飯器はなかったのですが、フロム・ウエストで用意してくれました。おかげで子ども達のデイキャンプでのランチは毎日おにぎり。慣れないキッチンでも作り慣れたおにぎりなら、朝の忙しい時間でもパパッと準備できました。

バス停までの道の途中にはセブンイレブンがあり、ほぼ毎日寄っては何かしら調達することもできます。デイキャンプの場所までも、バスでまっすぐ上って行くだけと、今年は主人がいないので降車場所がかなり不安だったのですが、間違うことなくクリアすることができました。

5日間のデイキャンプ、今年は去年と趣向を変え、sports and tripに参加しました。毎日日替わりメニューで水泳、海水浴、牧場、動物園、公園などで楽しんできたようです。ただ年齢別なので長男、次男は同じクラスなのですが、6才の三男だけ別クラス。去年は行かなかったので初参加で、しかも英語は全くnoときているので、初日は泣いて、2,3日目は欠席。やはり無理だったかと思っていたら4,5日目は本人自ら行ってみる!というので、合計3日の出席でしたが、たくましくなったなあと親はえらい!えらい!とほめてやりました。

観光のメインに据えていたのは大リーグ観戦でした。マリナーズvsインディアンズ。イチローを見て大感激の長男、次男。時差ボケで最初から最後まで熟睡の三男でした。大失敗だったのは、グランマのパスポートが機械読み込み式ではなかったため、国境を越えられず断念したことです。私の注意不足で出発前に確認せず、母には本当に申し訳ないことをしてしまいました。(涙)


子ども達をデイキャンプへ送り届けたあと、私と母はシーバスに乗ってダウンタウンやギャスタウンへshopping。途中でcafeに寄って休んだり・・・久しぶりに子ども達抜きで過ごすことができました。また、このシーバスが私は異常に好きでシーバスに乗りたいがために来た!と言っても過言ではないくらい(笑)今回母にも乗ってもらえて良かったです。

そして、一人で過ごすこともありました。そんな時は、ロンズデールキーの2階のベンチに座り『赤毛のアン』を読みふけりました。(もちろん日本語)子どもの頃にも読みましたが、今読み直すと全然違った感慨があります。大人になって分かることがあるってとても新鮮で、カナダの西の端から東の端の島を思い描き、いつか行ってみたいなあと夢見ていました。

ロンズデールキーと言えばマーケットでフロムウエストさんにお薦めのお店を教えてもらいましたが、やはり日本人の紹介です!どれもおいしく食べられました。中でもグランマお気に入りは薄く伸ばした皮をたっぷりの油で揚げ(それがとても澄んでいるのです!)チョコレートをかけたビーバーテイルズです。何回も買いに行きましたが、それでも今日が最後だからと帰国前日にまた食べに行ったほどです。またスーパーマーケットのwallmartも教えていただき、子ども達はゲームのカセットをいくつか買いました。もちろん英語バージョンですが、デイキャンプでは名前も満足に答えられなかったにもかかわらず、スラスラと進めていくところ、ゲームの底知れなさを感じました。

休日にはKママの子どもとホームステイ中の少年、そして我が息子達、合わせて6人のboysと共にサイエンスワールドへ行きました、。それまでも何度かゲームをしたりして親交を深め(笑)ていたので、6人それぞれ興味のあるポイントへ散らばりながらも楽しく関わりをもちながら遊んでいました。
 

今回、私はアパート滞在ということもあり、英語のlessonは受けなかったのですが、食材の買い出しやらで生の英語にふれる機会が多かったです。最初は速くて聞き取れなかったこともだんだん慣れてきて、状況からこんなこと言ってるのかしらと想像力フル回転で応じていました。「想像力のない子は相手の心の痛みが分からず、イジメをする」と日本では言われていますが、こうした状況に追い込まれると想像なしでは生きていけませんね。

我が家の息子達も言葉の通じない世界で多くのことを学んでくれたと思います。色々な人がいて、色々な世界がある!進む道はたくさんあるのだから、失敗を恐れずチャレンジし、自分を作り上げていってほしいと願っています。私自身にとっても、再び、Kさんと腹の割ったお話ができて(笑)視野が広がったように思います。再びのバンクーバーはまた一歩、我が家を前進させてくれたようです。ありがとうございました。また会う日まで・・・

3枚の写真は斉藤光一さん撮影です。

2008年7月後半の10日間、ユッコママさん、グランマ11才、9才、6才のボーイズがデイキャンプやアパート滞在を体験されました。2度目のリピーターさんです!

昨年は英語スピーカー宅でのホームステイでしたが、今年はきっとその緊張感もなく(笑)、くつろげていただけたようでよかったです。うちの3ボーイズの面倒まで見てくださって本当にありがとうございました。大リーグの件は、こちらも人数変更の際、再度確認すべきでした。本当に申し訳ない・・・。グランマさん、ごめんなさい。


ユッコママさんの親子留学・体験談1回目

いざ!バンクーバーへ (私の見つけた大切なもの)

事の始まりは「親子であっちこっち探検隊」(高野優著)でした。3人の子連れ(全員女の子)で各地の施設を体験し、紹介しているこの本は大部分は日本なのですがその中に”親子留学inカナダ”というのがありました。(ちなみに我が家は3boys。10歳、9歳、5歳。親との旅行は小学生のうちなんだろうな・・・という焦りから手にした本です。)いや、でもカナダは無理でしょう!と最初眼中にもなかったのですが、10歳9歳2人連れなら何とかなるかも・・・とある日突然思い立ち、親子留学についての情報を集め始めたのでした。それこそ目についたあらゆる会社にコンタクトを取り、より我が家に合ったものを探していた矢先、フロムウエストからのメールは、私の気持ちにスッと寄り添ってくれそうな温かみを感じました。親子留学なんて未知との遭遇、信頼のできる誰かに頼らなければ・・・今でもやりとりしたメールの全てを保存しています。でも実はカナダから携帯にメールが届いていたことさえ知らなかったのですが(^^ゞというわけで私にとってフロムウエストと出会えたことは本当に大きかったです。しかも5歳の三男まで連れて行くという決心に結びついていったのですから。

 そうと決まれば子ども達の英語を何とかしなければ!と思い、カナダ人の先生のいる英語塾に通わせたり、私も密かに猛勉強を始めました。おかげで丸10年専業主婦だった私の脳が徐々に活性化されていくという嬉しい誤算つきです。正式な申し込みから1ヶ月後、やっと主人も同行の決意を固め、我が家最大のイベント、思い出を共有できることになり、とても嬉しかったです。でも結局、移動は全て主人まかせ、その上あとで書きますがビッグアクシデントの後始末も主人に、ということになってしまったのですが・・・

 いよいよ出発。エアカナダでの8時間は快適でした。半年前の北海道旅行で飛行機を体験済みのせいか、3boys至極冷静に上昇気流へと乗ることができました。何事も体験だなあと実感した瞬間でした。
 

 こうしてバンクーバーホームステイ8日間が始まりました。観光はグラウスマウンテン、サイエンスワールド、ダウンタウン、ギャスタウン、ロンズデールキーマーケット、スタンレーパーク、サーモンフィッシング等々。長男次男は3日間デイキャンプに通いました。それまであまり楽しそうには見えなかった長男ですが、このデイキャンプは満面の笑みで帰って来ました。体育会系の彼らにとって、ボーリングやプールでのダイビングは日本のそれと違い、大いに楽しめたのもありますが、やはり一番の要因は友達ができたことなのだと思います。同じくフロムウエストで申し込んだ名古屋から来たS君、彼は息子達の救世主、全く英語が分からない2人に通訳もしてくれました。子供は子供同士、大人がどんなにすばらしい環境を整えようと、友達との遊びから得るものの尊さは計り知れないという事実に気づかされたのです。「S君ってかっこいいよね。僕もあんなふうに英語が話せたらな・・・」憧れの人に近づきたい、こうした動機から人は動き出すのだなあと思います。
 

 そして、私はステイ先のS先生に毎晩英語の個人授業をしていただきました。その90分はまさに英語のシャワー状態で、1秒たりとも気を抜けず、私の脳はなんとか理解しようとフル回転でした。本当にS先生の教え方は素晴らしかった!生まれてこの方、家庭教師されるという経験はなかったので、こういう先生に出会えるのなら最高の勉強形態かもと思いました。なぜなら私の欠点を中心に学習計画を立ててくれるからです。おかげで帰国後の私の発音は格段に上達しました。多分・・・
 

 バンクーバー最終日、家族そろってスタンレーパークへサイクリングに行きました。パーク前のレンタルショップで自転車を借り、海を横目に快走。途中、水族館に立ち寄り自転車置き場へ戻ってみると、私の自転車だけ消えています。そうです。盗まれてしまったのです。でもよく考えてみれば鍵もかけずに置いておけば、日本でだって持っていかれます。全スケジュールをこなし明日は日本へという日、気がゆるんでいたのでしょうね。途方に暮れてフロムウエストに電話すると的確なアドバイスをいただけました。レンタルショップでの賠償金は約5万円。でも高そうなマウンテンバイクだったのでそのくらいは仕方がないのかと思い払って帰宅すると、Sさんがカンカン。「5万円も弁償させるとは何事か」「払う前になぜ私に相談をしてくれなかったのか」ということでした。私の中では自分の失態だし、ステイ先に迷惑をかけたくないという気持ちだったのですが、Sさんにしてみると「なんて水くさい」ということだったようです。その後すぐ警察へ盗難届を出しに行ってくれたり、保険が下りるようにと書類を作成してくれたりと、お忙しいのに本当にお世話になりました。S夫妻の温かいお人柄、今でも心にずっしり残っています。帰国後、海外旅行保険から全額下りたので今では笑って話せますが・・・

 今こうして机に向かいながら思うことは、バンクーバー親子留学を思い立つ以前の私と、数々の難所を乗り越えた以後の私は明らかに違います。次回を夢みて英語習得に励む私、息子達の友達に感謝するようになった私、internationalな視野を持つことの意味を知った私・・・親の視野が広くなればなるほど子供の世界が広がります。日々学んでいくこと、これが私の見つけた大切なものです。フロムウエストさん、Sさんご一家、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

p.s  シーバスに揺られながらゆったりと摩天楼に近づいていくあのひとときは、自分の中に何かが生まれてくるような至福の時でした。いつかまた・・・ありがとう〜

2007年8月の8日間、パパ、ママ、10才、9才、5才のボーイズが英語スピーカー宅でデイキャンプとホームステイを体験されました。

スタンレーパークで自転車を盗まれた時は私も冷や汗が出てきました。1台$400以上で、不幸中の幸いというのか4台あったうちの1台です。しかも1台は親子乗りの物でさらにお高そう。でも保険で下りて本当に良かったですね。こちらこそ、皆さんで来て下さってありがとうございました。


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